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三角縁神獣鏡を「踏める」…だと? 奈良・天理市のマンホールがロマンしかない

Jタウンネット

読者の皆さんは今日、何個のマンホールの蓋(ふた)を踏んだだろう。

きっとほとんどの人が意識もしていないはず。踏んだからって何も思わない。それが、マンホールの蓋である。

しかし、天理市には少し踏みづらいマンホールの蓋があるらしい。

梅の花の形をした市章を中心に、やたらと細かい細工が刻まれている。上下左右に人や虎、龍のようなシルエットが見え、それぞれの間にはグルグルの文様が。さらに外側はギザギザした模様で囲まれている。

古代史が好きな人は、ピンと来たかもしれない。

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そう、このマンホールの蓋は邪馬台国の卑弥呼が魏の国から貰ったとものと言われる「三角縁神獣鏡」を模しているのである。

……それを知ったらなんかちょっと、通るときに意識しちゃいそう。

どうしてマンホールの蓋をこのデザインにしたのか。Jタウンネット記者は2024年3月15日、天理市を取材した。

天理市の古墳でしか出土してない「三角縁神人龍虎画像鏡」

天理市上下水道局下水道課によると、三角縁神獣鏡デザインのマンホール蓋は2011年に設置された。

しかも、三角縁神獣鏡の中でも、天理市ならではのものをモデルになっている。

「黒塚古墳でのみ出土している三角縁神人龍虎画像鏡の文様をデザインし、中央に市章を入れています」(天理市上下水道局下水道課)

黒塚古墳は市内にある前方後円墳。古墳時代前期初頭に建造されたものと考えられている。

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