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『不適切にもほどがある!』突如挿入されるミュージカルに集まる賛否…振り付けは脚本家・宮藤官九郎の妻が担当していた

SmartFLASH

《今のこの時代にして、まさにこのテーマを扱う。そして、コミカルでクスッと笑わせる破天荒なストーリーと思われがちだが、実は涙ほろりが特になクドカン。胸にグッとくるセリフがぶち込まれる。それはそごく本質をついたもので、尚且つ愛がこもっている》

 

 などと、好意的な声が寄せられている。

 

 だが、一方で、こんな意見も――。

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《最初見てて面白かったのに急に歌い出してビックリしました。ミュージカルのシーン以外は全て良かったです!》

 

《ミュージカルもオペラも好きだけれど、ドラマの中の場合は苦手です … 。ミュージカル調のところは気持ちが悪いので飛ばしちゃいます。そこだけ残念 …》

 

 実はこのドラマ、佳境になると、突如ミュージカルが始まり、出演者が高らかに歌い、激しく踊り始めるのだ。それについてはSNSで賛否両論出ているのだが――。

 

 宮藤官九郎もドラマの反応を検索しているようで、自身の連載でミュージカル部分について触れている。

 

《ロジカルな会話を敢えて歌にすることで楽しみながら観て頂き、終わってからメロディと共に咀嚼し、闊達な意見交換をしてもらえたらと思って。

 

 毎週やるかって? それは分からない。作曲、レコーディング、振付、リハーサル、あまりにコスパが悪いんです。

 

 振付を担当している八反田リコ先生という名のうちの奥さんが、いつ爆発してもおかしくない緊張状態で第6話の振りを考えてるので、第6話まではやります》(『週刊文春』2月15日号)

 

 振り付けはクドカンの奥さんが担当していたのだ。

 

「八反田リコさんは、劇団『大人計画』で知り合った宮藤官九郎さんと1994年に結婚しています。5歳年上の姉さん女房で、脚本家として無名だったクドカンの下積み時代を支えた存在と言われます。

 

 知る人ぞ知るアーティストで、複数のグループでミュージシャン活動をしており、内田有紀の楽曲『すいません』の作詞などもおこなっています。

 

 振付師としては、映画『ウォーターボーイズ』(2001年)やクドカンの初監督作品『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)、ドラマ『うぬぼれ刑事』(TBS系、2010年)、NHKの子供番組、バンドではゴスペラーズなども担当。

 

 かつてクドカンは、ラジオで奥さんから結婚指輪をつけることを禁止されていると話しています。指輪を買った当時はまだ収入が少なかったため、『結婚指輪より図書券が欲しい』と言って怒られたとのエピソードも。

 

 夫婦仲はよく、お互いを尊敬、信頼しあっているからこそ、一緒に作品を作れるのでしょうね」(芸能記者)

 

 夫婦共作のミュージカルシーン。クドカンは「6話まではやる」と宣言しているが、視聴者の反応次第ではまだまだ見られそうだ。

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