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坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア

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展示風景:Dumb Type + Ryuichi Sakamoto《Playback 2022》(2022/23)
photo©︎saitomoichi

《そよぎ またはエコー》は、毛利悠子が「札幌国際芸術祭 2017」の準備のために行なった、石狩川河口から上流へ、音威子府まで北上する旅からインスピレーションを得て、同芸術祭で制作・発表されたインスタレーション作品です。坂本は本作のために楽曲を提供しました。今会場では、その曲が自動演奏ピアノによって演奏されていた部分を中心に、《I/O》(2011–13)、《Brush》(2017)という毛利の作品とともに再構成したヴァージョンを観ることができます。

展示風景:手前:毛利悠子《そよぎ またはエコー》(部分を「坂本龍一トリビュート展」のために再構成)(2017/23)
photo©︎saitomoichi

展示風景
photo©︎saitomoichi

生前から交流のあった李禹煥によるドローイングも目を惹きます。
《祈り》は、坂本龍一の病気平癒を祈って描かれ,李より個人的に贈られたドローイングです。裏面には李から坂本へのメッセージが書かれています。

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展示風景:李禹煥《祈り》(2022)
photo©︎saitomoichi

《遥かなるサウンド》は、坂本龍一の生前最後のオリジナル・アルバムとなった『12』のジャケットのために描き下ろされたドローイングです。ジャケットでは、李のアイデアにより、ドローイング部分のみを13度の角度に傾けて完成されています。

展示風景:李禹煥《遥かなるサウンド》(2022)
photo©︎saitomoichi

今展示のように「音」を扱う場合、その音同士が干渉することの問題がよくあります。真鍋大度によると、全体を30分程度でタイムシークエンスを作って、展覧会の動線も作っているとのことでした。また、あえてノイズも入れているそうです。

坂本の遺志を未来にいかに引き継ぎ、データをどう受け継いでいくか、鑑賞者としても考えさせられる必見の展示です。3月10日までと期間が長いので、ぜひ、二度三度と訪れて、記録映像も鑑賞してください。(シアターでの上映プログラムは定員有。詳細はICCのウェブサイトをご覧ください。)

概要

会期:開催中—2024年3月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時—午後6時(入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般 800円(700円)、大学生 600円(500円)
ICC年間パスポート:1,000円
*( )内は15名様以上の団体料金
* 障害者手帳をお持ちの方および付添1名、65歳以上の方と高校生以下、ICC年間パスポートをお持ちの方は無料。
休館日:毎週月曜日,ビル保守点検日(2/11)
月曜日が祝日もしくは振替休日の場合,翌日を休館日とします。
休館日以外においても,開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます。
最新情報はICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/)などでお知らせします。

シネフィルチケットプレゼント

下記の必要事項、をご記入の上、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」シネフィルチケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上5組10名様に招待券をお送り致します。この招待券は、非売品です。
転売業者などに転売されませんようによろしくお願い致します。
☆応募先メールアドレス miramiru.next@gmail.com
★応募締め切りは2024年1月21日 日曜日 24:00
記載内容
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