6月5日に放送された『news zero』(日本テレビ系)で、キャスターの櫻井翔が重い腰を上げた。5月半ばから報じられていた、自身が所属するジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川氏の性加害問題について、初めて言及したのだ。
この日は、性加害を告発した元ジャニーズJr.で俳優の橋田康らが、児童虐待防止法改正を求める署名を与野党に提出した。同番組でこのニュースが報じられると、櫻井は「この件について、自分の言葉でお伝えできればと思います」と口を開いた。
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「今回の件ですが、私には2つの側面があると思います。1つはいま、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。もう1つは、自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということです。
私にとって、2つのコメントをすることはむずかしいと考えていました。今もまだどの立場で、どうお話できるのかむずかしいのですが、お伝えしたいことの1つは、憶測で傷つく人たちがいるということです」