沖縄尚学・東恩納
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第151回九州地区高校野球大会で鳥栖(佐賀)、明豊(大分)、海星(長崎)、長崎日大(長崎)を下し見事3度目の秋九州王者となった沖縄尚学(沖縄)。9年ぶりに参戦する明治神宮大会では、強豪・仙台育英(宮城)との対戦が決まっている。沖縄尚学がどのようにして九州を制覇したのか紐解いてみよう。
打線の枢軸は前チームでも中心広告の後にも続きます
夏の選手権沖縄大会。打順の多少の移動はあったものの知花 慎之助外野手(2年)、仲田 侑仁内野手(2年)、川満 渚生内野手(2年)の3人がほぼクリーンアップを務めていた。中でも仲田は打率.450の成績を残し、比嘉公也監督の中でも「知花が出て仲田、川満で返す」という三銃士が中心となる理想布陣を描いていたはずである。
実際、秋の大会での沖縄尚学の得点力は群を抜いていた。決勝の日本ウェルネス沖縄から2ケタ10得点。準決勝の興南からも8得点と、2回戦からの全5試合で47得点をマーク。1番に座った知花が打率.674。3番・仲田は6割ちょうど。4番・川満も.524と、3人で.585を記録して優勝した。
明豊戦で三銃士苦戦も救世主登場迎えた九州地区高校野球大会。初戦の鳥栖戦で、知花が名を挙げる。1回裏の打席でホームランを放つと、3回の先頭打席でも柵越えする派手な2打席連続アーチ。つられるように仲田も7回に左越えのソロアーチを放ち快勝。明豊戦へ向けて幸先良いスタートを切った。
その明豊戦。知花、仲田、川満の三銃士合わせてたった2安打と、徹底的にマークされていた。2対2のまま苦しい展開だったが、チーム浮上に欠かせないラッキーボーイが登場。その意外な選手こそエース東恩納 蒼投手(2年)だった。
明豊戦の9回裏、先頭打者で打席に入ると左前安打で出塁。主将の9番・佐野 春斗内野手(2年)の適時打でサヨナラのホームを踏んだ。
準決勝の海星戦でも粘り強く渡り合う沖尚ナイン。6回に逆転され、県大会を通して初めてのビハインドとなったが、7回に暴投で1点差に詰め寄っての9回裏で、勝負強さを見せつける。