いかにも怖そうなフェイタンが描かれた『HUNTER×HUNTER』第12巻(著:冨樫義博/集英社)

【画像】キレさせたらヤバそうなキャラたち(4枚)

もしキレてしまったら地球があぶない!?

 マンガやアニメには個性あふれるキャラクターが登場します。天真爛漫や熱血漢、ミステリアスなど、性格はさまざまです。そのなかでも、ネット上で話題となっている「キレたら一番ヤバそうなキャラクター」に着目します。

 普段とキレた時のギャップが大きいキャラクターには「ヤバい」と感じるようです。『暗殺教室』の主人公・殺せんせーは月をも破壊できる能力を持つ謎の超生物。普段は生徒の過激ないたずらにも笑顔で対応するほど温厚な性格です。しかし本気でキレた時には、歪んだ真っ黒な顔で怒りを露わにしたエピソードも……。もしキレてしまったら「地球ごと破壊されるのでは」とおののく読者が多く見られました。

『斉木楠雄のΨ難』の主人公・斉木楠雄も、クールな性格で常に無表情なキャラクター。一見するとキレることとは無縁に思えます。しかし母・斉木久留美はキレると楠雄でも恐怖を感じるほどの人物。もしかしたら、性格が楠雄にも遺伝しているかもしれませんね。多くの超能力を使えるため、もしキレてしまったら誰にも止められないでしょう……。

 いかにも怖いキャラクターとして『HUNTER×HUNTER』のフェイタンを推す人も。鋭い目線と厳しい人相からも危険な雰囲気を感じます。「キメラアント編」でザザンと戦闘した時にはキレるシーンも登場。普段のカタコト口調から謎の言語に変わり、念能力で敵を圧倒しました。

 キレたら怖いのは男性キャラクターだけではありません。『SHAMAN KING』の恐山アンナはクールな外見とは裏腹に厳しい性格を持つ美少女。普段でさえ怖い印象なのに、キレさせたらいったいどうなってしまうのでしょうか。多くの読者が同じイメージを持っているようで、ネット上では「アンナ様を怒らせたらタダじゃ済まないと思う……」「『最強』というより『最恐』キャラだよね」などの声が続出。一方で、「誰が相手でも物怖じしない性格がカッコいい」「頼もしくて優しい一面もちゃんとあるから好き」といったコメントもあがっています。