「舞台って、楽屋のところに暖簾を掛けるんですよ。その暖簾が志村さんが作ってくれた暖簾で。志村さんが書いてくれた“心”っていう文字が真ん中にドン! ってあって、“相葉雅紀へ、志村けんより”っていう暖簾を使ってる」
7月1日深夜に放送されたラジオ番組『嵐・相葉雅紀のレコメン! アラシリミックス』(文化放送)で、こう語ったのは相葉雅紀(39)。
12年ぶりの主演舞台『ようこそ、ミナト先生』が7月3日に千秋楽を迎えて、相葉は19日間の全日程を完遂した。
広告の後にも続きます
今回の舞台で“お守り”となった暖簾を相葉が志村けんさん(享年70)からもらった経緯について、演劇関係者はこう話す。
「17年前のこと。志村さんが相葉さんの舞台を見に行った際に、『暖簾はあるのか?』と尋ねたそうです。『ないです』と相葉さんが答えたところ『俺が作ってやるよ』と言って、のちに暖簾が贈られたといいます。演劇界で楽屋暖簾はお世話になった人から贈呈してもらう風習があります。
志村さんは同じデザインで色違いのものを上島竜兵さん(享年61)にも贈っており、本当に心を許した人にあげていたと聞いています」