top_line

【完全無料で遊べるミニゲーム】
サクサク消せる爽快パズル「ガーデンテイルズ」

井上尚弥「この試合は歴史的な試合。2階級で4団体を統一する姿を見届けてほしい」

TOKYO HEADLINE

 プロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が12月24日、4団体王座統一戦(26日、東京・有明アリーナ)へ向け「この試合は歴史的な試合。2階級で4団体を統一する姿を見届けてほしい」と語った。

 この日、井上は対戦するWBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)とともに横浜市内のホテルで行われた事前記者会見に臨んだ。

 井上は昨年12月にポール・バトラーを破りWBA・WBC・IBF・WBO 世界バンタム級王座統一に成功し、アジア人初の四団体統一王者に。今年1月にはこの4つの王座の返上とスーパー・バンタム級転向を発表した。そして7月25日にWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトンに挑戦し、8回1分14秒でTKO勝ちを収め、4階級制覇を達成した。

 タパレスは2016年にWBO世界バンタム級王座を獲得。そして今年年4月にはWBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級統一王者のムロジョン・アフマダリエフを判定で破り、2階級制覇を達成している。

 会見の冒頭、共同プロモーターのボム・アラム氏は「日本の至宝ともいえるパウンドフォーパウンド、井上尚弥選手は日本から世界一であることを自分の拳一つで証明してきた。そして対するは勇敢で芸術的なパンチを繰り出すタパレス選手。ここで私の言葉をしっかり覚えていてほしいのですが、この試合こそが何よりも劇的なセンセーショナルな試合になるでしょう。私は春に日本に来て井上選手の試合を見ることができた。ジュニア・フェザー級でもしっかりとタイトルを獲得し、パウンドフォーパウンドの名を欲しいままにした。もしかしたら負けるかもしれないと言われていた試合に圧勝した。ここでまたさらに大きな挑戦を受けるということで、井上選手はこれからさらなる大きな挑戦を受け、そして4団体のベルトをこの階級でも統一しようとしている」などと試合について語った。

広告の後にも続きます

 井上は「いよいよだなという気持ちと明後日には無事試合を行えるという、楽しみでいっぱいです」と試合を2日後に控えた心境を口にした。タパレスの印象については「しっかりと仕上げてきたというイメージがすごく強い」、自らのコンディションについては「いつも通り抜かりなく仕上げてきた。あとは明日の計量を終えて試合に備えるだけ」と語った。

 試合については「どんな展開になってもしっかりと勝ちを手にする試合をしたい。その中でチャンスが来たら、そこを逃さないように試合を決めていきたい」と語ったうえで「この試合は歴史的な試合になると思っているので、自分が2階級で4団体を統一する姿を皆さんにしっかりと見届けてほしい」と続けた。

 対するタパレスも「コンディションは非常にいい。試合に向けて準備万端。とにかくいい試合をしたい。同時に勝ちたいと思っています。試合を楽しみにしていてください。ワクワクするような試合になると思っている。井上選手も私も勝ちたいと思っているが、私が勝てるように頑張る。私が勝てばフィリピンにとって歴史的な勝利になるからです」とこちらも4団体統一への意欲を見せた。

 井上は公開練習でタパレスが「勝つ自信度は2000%」と発言したことについて「記事で見ました。それくらいの自信がないといい試合にはならないと思うので、それくらいの意気込みで来てもらったほうが面白い試合になると思っている」と語った。

 そしてこれまで「日本人がたどり着けないところまでたどり着きたい」と語っている井上なのだが「この試合は歴史的な2階級で4団体統一という史上2人目の偉業となる試合ですが、自分のボクシングキャリアを考えれば、ここはまだまだ通過点だと思っている。僕が引退する時にたどってきたキャリアを振り返って、自分がどう思えるか。それに尽きると思う」とこの試合を「通過点」と位置付けた。

 
   

ランキング(エンタメ)

ジャンル