ジャダー現象への対策は?
普段からの心がけとしては、
- 半クラッチを多用しない
- ブレーキローターの錆や熱歪みなどをチェックする
- リフトアップの改造をした場合は入念にチェックする
などがあります。いざジャダーが発生してしまった、という場合は、一度速度を落とすと一時的に収まる場合があります。
ジャダーが発生した場合、まずディーラーさんで対策について尋ねてみましょう。メーカー補償で無償対応してくれる場合もあるようです。ただし必ず完治するとは限らないので注意が必要です。
症状が軽い場合(異音がする程度)であれば場当たり的な対処でなんとかなる場合もありますが、乗っていて危険だと感じたなら早めに修理に出しましょう。
自分でなんとかしたい場合は、「ジャダーストップフルキット」というものが販売されています。価格は12,000円です。スズキ・ジムニー、マツダ・AZオフロードなどに対応しています。
ジャダーストップフルキットの取付動画
こちらの動画では、ジムニー JB23用にフルキット交換動画をご紹介しています。
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ジャダー現象の対策方法・修理費用
クラッチを交換する場合、ディスク、カバー、レリーズ、パイロットベアリングなどの部品を全て交換する必要があります。一部だけ取り換えても、他の部品が痛んでいたらジャダーが再発する可能性があるためです。
クラッチ交換の費用は、普通車ならおよそ5万円~10万円ほどです。大型車やトラックなどの場合は20万円近くする場合もあります。
ブレーキが原因でジャダーが発生している場合、ローターの研磨のみなら一枚あたり数千円(6,000円前後)で済みます。ブレーキローターの交換を行う場合は、工賃込みでおよそ3万円~10万円ほどです。
ディスクの枚数や、車体の大きさなどで価格は変わってきます。症状や原因が一定でないため、修理にかかる費用はまちまちです。
オイル交換で症状が改善する場合もあれば、クラッチをまるごと交換する必要がある場合もあるでしょう。修理費用は数千円~20万円ほどで幅があります。