ジャダー現象の原因って?
ジャダー現象の発生する原因は様々です。
CVT車
- CVT車のスタートクラッチが、汚れ等により滑りが出始める
クラッチまわりが原因の場合
- クラッチ板のグリスが適正ではなく摩耗板に飛び散っている
- 調整不良
- クラッチ板のダンパースプリングの摩耗
- フライホイールの劣化
- エンジンマウントの劣化
ブレーキまわりが原因の場合
- ローターの錆
- ローターの熱歪み
- 非ブレーキング時のパットのこすれ
ホイールまわりが原因の場合
- ホイールベアリングやホイールバランスなどの異常
- 大径タイヤへの交換時の異常
- 改造して車高をリフトアップした際の異常
などです。複合的な要因で発生している場合もあるため、修理してもらっても完全に治りきっていない場合もあるようです。
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ジャダーの報告・口コミが多い車は?
スズキ ジムニー(JB23)
大体50km/hあたりから80km/hの高い速度域で路面のギャップを通過した際に荷重が抜けてしまうことをきっかけに発生しやすいと言われています。
症状のひどいジムニーのジャダー・シミー現象ではハンドルとタイヤの振動だけでは収まらず、ボディまで振動し始めます。JA11よりもJB23で起こりやすく、リフトアップ車とノーマル車関係なく発生するようです。
ホンダ フィット(GD系)
発売当初の搭載エンジンは、新機構である「i-DSI」を採用したL13A型エンジンのみで、トランスミッションは、ホンダマルチマチックSと呼ばれるCVTを搭載。
しかし、この初代GD系のMT車を除くホンダマルチマチック車はシャダー問題が多発しミッションの保証期間が2年間延長されるほどに。
保証延長後もジャダー問題の根本的な解決はされず、GD系フィット、プラットフォームを共有するモビリオ(スパイク含)、フィットアリア、エアウェイブが中古車市場で早期下落する事態となりました。