エンジンブローの予防方法

チェックリスト
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エンジンブローの予防方法は、エンジンの定期点検をし、水温・油温・オイル量の管理をしっかり行うことです。

純正メーターは大半が警告を出さないので、前兆を見逃してしまいがちになります。そのため、追加メーターを着けることをおすすめいたします。

水温

適正温度の目安は70~95度です。100度を超えていると、オーバーヒート気味。通常、100km/h程度で走行すると、90℃~100℃付近を示します。

油温

適正油温は水温より約 10℃ほど高い温度であることが理想とされています。例えば、水温 80℃の時、油温は90℃ を理想とします。

常時 130℃ 以上を示す場合はオイルクーラーの装着が必要です。

油温が異常上昇をしてしまうと、オイルの粘度低下・高温スラッジの発生・酸化劣化の影響を及ぼしてしまいます。

オイル量

エンジンオイルの適正量はオイルゲージのHとLの真ん中が理想とされています。

オイルの量が少ないと、燃費の悪化、オーバーヒートやエンジンノイズの発生の原因となります。

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手遅れにならないように前兆を察知しましょう!

エンジンルーム
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エンジンブローは重大なトラブルです。車のメンテナンスを定期的に行い、重大なトラブルを避けましょう。

万が一、走行中にエンジンブローになってしまった時は、落ち着いて、助けを呼んでください。

安全で楽しいカーライフを送ってください!