エンジンブローとは?

エンジントラブル
©metamorworks/stock.adobe.com

エンジンブローとは、エンジンに何らかの重大なトラブルがあり、壊れている状態を指します。発生してしまうと、走行不能になり、最悪な場合では、再起不能になってしまいます。

エンジンブローは、車トラブルの中でも、特に重大な事故や損傷を及ぼすトラブルです。

上記画像は、ピストンにより押し潰されてしまったプラグです。

エンジンを極限状態に持って行くレースでよく見られるトラブルですが、レースに限ったトラブルではなく、一般車でも見られるトラブルです。

重大なトラブルを避けるために、エンジンブローについて知っておきましょう!

(広告の後にも続きます)

エンジンブローの前兆

車 メンテナンス
©beeboys/stock.adobe.com

エンジンブローは、様々な原因によって発生します。したがって、前兆としても、様々な現象があります。エンジンを掛けた時や走行途中に、何か違和感がある時はエンジンブローを疑ってください。

前兆として挙げられる現象は、

  • エンジンから何か異音がする
  • 加速が急に鈍くなる
  • ブローバイホースから白煙が出る

エンジンブローの前兆は、ブローバイホースから白煙が出て、徐々に白煙の量が増えていく形が一般的です。その後、マフラーから白煙や多量のオイルが漏れ出す場合もあります。オイルが漏れてしまうと、いつエンジンが焼き付いても不思議ではないので、出先の場合、オイルを頻繁に補給して走行するか、レッカーを要請しましょう。

しかし、中には何の前兆もなくブローするケースもあります。予防するには、日頃からのオイル等の管理が重要になっていきます。