エンジンブローとは?

エンジンブローとは、エンジンに何らかの重大なトラブルがあり、壊れている状態を指します。発生してしまうと、走行不能になり、最悪な場合では、再起不能になってしまいます。
エンジンブローは、車トラブルの中でも、特に重大な事故や損傷を及ぼすトラブルです。
上記画像は、ピストンにより押し潰されてしまったプラグです。
エンジンを極限状態に持って行くレースでよく見られるトラブルですが、レースに限ったトラブルではなく、一般車でも見られるトラブルです。
重大なトラブルを避けるために、エンジンブローについて知っておきましょう!
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エンジンブローの前兆

エンジンブローは、様々な原因によって発生します。したがって、前兆としても、様々な現象があります。エンジンを掛けた時や走行途中に、何か違和感がある時はエンジンブローを疑ってください。
前兆として挙げられる現象は、
- エンジンから何か異音がする
- 加速が急に鈍くなる
- ブローバイホースから白煙が出る
エンジンブローの前兆は、ブローバイホースから白煙が出て、徐々に白煙の量が増えていく形が一般的です。その後、マフラーから白煙や多量のオイルが漏れ出す場合もあります。オイルが漏れてしまうと、いつエンジンが焼き付いても不思議ではないので、出先の場合、オイルを頻繁に補給して走行するか、レッカーを要請しましょう。
しかし、中には何の前兆もなくブローするケースもあります。予防するには、日頃からのオイル等の管理が重要になっていきます。