日本でラウンドアバウトのある場所

ラウンドアバウトは2014年に施行が開始されて以来、毎年増えています。2021年時点では秋田県、山口県、鳥取県、徳島県、高知県、佐賀県、長崎県を除く都道府県に設置されています。

東京都では、2014年に設置された多摩市桜ケ丘1丁目にあるものが唯一のラウンドアバウトです。

埼玉県羽生市のラウンドアバウト

2017年に埼玉県では4つ目となるラウンドアバウトを羽生市須影地内に設置されました。既存のラウンドアバウトとは異なり、交差点改良を伴うものとして導入されました。

群馬県安中市のラウンドアバウト

北陸新幹線の安中榛名駅の入り口交差点で群馬県初のラウンドアバウトが設置されました。社会実験では以前より交差点内の車両の走行速度が低下し、交差点の前後100メートルの通過時間が短縮するなどの効果がみられたそうです。

茨城県日立市のラウンドアバウト

常陸多賀駅前広場に再整備工事として、ロータリーの交差点処理は、信号制御ではなくラウンドアバウト式が採用されました。

愛知県安城市のラウンドアバウト

工場等の拡張により通勤者の増加が見込まれる北部(里町)の渋滞緩和と安全対策を図るためラウンドアバウトが設置されました。

大阪府和泉市のラウンドアバウト

和泉府中駅前の交差点改良目的として、ラウンドアバウトが導入されました。

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ラウンドアバウト(環状交差点)のルールを知っておこう!

アメリカのラウンドアバウト
©SeanPavonePhoto
/stock.adobe.com

ラウンドアバウトが設置されている場所はまだ少ないですが、地方や新興住宅街では今後どんどん増えていくでしょう。

ロータリー交差点とは通行のルールが異なりますので、標識やラウンドアバウト独特の交通ルールなど、覚えておくと良いでしょう。ラウンドアバウトの設置で渋滞や事故が減ると良いですね。

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