後部座席の子供もシートベルトが必須

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後部座席の子供にもシートベルト着用が必須です。チャイルドシートには子供専用のシートベルトがあるので、しっかり締めましょう。

6歳未満か身長140cm未満の場合は、チャイルドシートまたはジュニアシートの着用が義務づけられています。 (違反した場合は減点1点、反則金無し)

ISOFIX式のチャイルドシートは車のシートベルトを使いませんが、車を発進させる前にチャイルドシートを設置しておけば、2020年9月1日以降の新型車でも警告音が鳴ることはありません。(ただし仕様上、警告表示は出たままになります)

また、チャイルドシートを卒業してもまだ大人用のシートベルトでは高さが合わないという場合は、ジュニアシート(ブースターシート)を利用します。その際は車のシートベルトを締めてください。

もちろん、ジュニアシートを卒業した子供であっても、後部座席のシートベルト着用は必須となります。

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シートベルトストッパーは合法?安全?

「シートベルトストッパー」は、シートベルトの巻取り部分に設置して巻取りを止めることで、シートベルトを緩めて着用できる道具です。

道路交通法では、シートベルトを緩めて着用することは違法ではありません。しかし「着用している」と言えないほど緩めた場合、違法になる可能性があります。

シートベルトがきつすぎる場合や、体調が悪い場合や妊娠している場合など、「違反にならない例外」に当てはまる方にとっては有効と言えるでしょう。

しかし、シートベルトは基本的にはそのままの状態で使うことで性能を発揮するものです。安全性を考えるのであればなるべくストッパーを使わないというのが確実です。