コロナウイルスが流行ってもう1年が経とうとしていますね。いまだに猛威を振るっている感染症を見て、ステイホームを心がけていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。充実したおうち時間を過ごすのにタンザニア料理を手作りしてみるのはいかがでしょうか?

今回は日本でも作れるタンザニア料理を、レシピと共にご紹介します!

目次

タンザニア料理とは
アボカドジュース(Juisi ya parachichi)
ココナッツミルクビスケット(Biskuti za nazi)
ウガリ&小魚のトマト煮(Ugali Dagaa)
終わりに

タンザニア料理とは 

アフリカ大陸には54ヵ国といくつかの地域があります。アフリカの中で1番大きな国がアルジェリア、1番人口の多い国がナイジェリアです。それぞれの国で気候も違い、アフリカの中で豊かな多様性を見ることができます。

アフリカ料理も国によって違いがあり、東西南北の地域によって特色がそれぞれ異なります。タンザニアは東アフリカに属していて海も山もある国です。歴史上でアラブ、ポルトガル、イギリス、インドなどの食文化が大きな影響を与えています。海沿いのダルエスサラームや、世界遺産のあるザンジバル島では海鮮を楽しむことができます。



<魚介類も美味しいダルエスサラーム>

タンザニアの主食はトウモロコシの粉で作られたウガリ、日本米に似たご飯、インドのビリヤニ、粉物、調理用のバナナ、キャッサバ、じゃがいも、サツマイモ、トウモロコシ…と言った感じです。粉物には食パンや揚げドーナッツ、インド移民からもたらされたチャパティなどがあります。

主菜は豆が最もポピュラーですが、牛肉、鶏肉、ヤギ肉も食べられています。豚肉は宗教上の理由で、ひっそり売られています。アヒルもたまに見かけます。レイヨウとも呼ばれるアンテロープの肉もありますが、ポピュラーではないようです。



<手前から牛肉串、チキン、ヤギの炭火焼き>

副菜は緑の菜っ葉各種、オクラを使ったもの、トマトと玉ねぎのマリネなどが代表的です。辛くないスパイス、ココナッツミルク、ピーナッツバター、パクチー、生姜、ニンニク、唐辛子、ライムなどを料理の風味付けに使い、味付けには塩を用います。

アボカドジュース(Juisi ya parachichi)

タンザニアでは一年を通して、色とりどりの果物が楽しめます!熱帯気候に属しているので、トロピカルフルーツがたくさんあります。その中でもタンザニアの人が愛してやまないのがアボカドです。



<甘くて美味しいタンザニアのフルーツ>

こちらでアボカドは果物として見られていますが、そのままおやつとして食べたり、食事の副菜として食べたりもします。中でも筆者の好きなものが、アボカドジュースです。アボカドだけで作ると濃厚過ぎてしまうので、酸味のあるジュースィーな果物を合わせたミックスジュースが一般的です。栄養満点ジュースのレシピをご紹介しますね!

材料(2人分)

アボカド1/2個
パイナップルかパッションフルーツ150g
マンゴー150g
水300ml
お好みで:すりおろし生姜、ライム、ハチミツ、ココナッツミルク

作り方

果物をざく切りにし、他の材料とミキサーにかけます。滑らかになったら出来上がり!

ココナッツミルクビスケット(Biskuti za nazi) 

アボカドに続くタンザニア人の大好物と言えば、ココナッツ!暑い昼間にはココナッツを割ってココナッツウォーターで喉を潤し、小腹が空いたら中の実をこそげとってむしゃむしゃ。成長して食べられないくらい硬い実は削り取ってお湯を注ぎ、絞り出すとココナッツミルクになります。

ココナッツミルクは主菜にも副菜にも用いられ、まろやかで甘い風味を感じさせます。お米を炊く時に入れる人もいますし、パウンドケーキに混ぜ込む人もいます。市販のビスケットやチョコレートにもココナッツミルク味は定番で、老若男女から絶大な人気を誇ります。



<ココナッツ売りさんの自転車>

タンザニアではクッキーのこともビスケットと呼び、道端の露店でもスーパーでも売られています。歯応えのある固めの方が好きなようで、柔らかいアメリカンクッキーはあまり定番ではありません。子どものおやつとして親しまれています。

ここでご紹介するココナッツミルクビスケットは筆者のオリジナルで、作るといつも地元の人が喜んでくれる一品です。卵ボーロのような素朴な味で、日本の人もどこか懐かしく感じるクッキーです。ぜひお試しあれ!

材料(20枚分)

ココナッツミルク70g
砂糖80g
卵1個
小麦粉250g
ベーキングパウダー2g

作り方

ココナッツミルク・砂糖をよく混ぜ、卵も加え混ぜる
小麦粉・ベーキングパウダーを加え、ゴムべらでさっくり混ぜ合わせる
生地をまとめ、好きな大きさに丸めて天板に並べる
180度のオーブンで約10分焼いて、出来上がり!

ウガリ&小魚のトマト煮(Ugali Dagaa) 

タンザニアのソウルフードと言えば、トウモロコシ粉で作るウガリです!お餅のような蒸しパンのような不思議な食感で、胃で膨れるので少量でも満腹になります。ウガリ自体に味はなく、主食と合わせて手で口に運びます。主食を作る暇がない場合は、ヨーグルトをかけて食べたりもします。



<柔らかくてしっとりしたウガリ>

このウガリと抜群の相性と言われる主菜が、魚のトマト煮込みです。小魚を油で揚げたものを使いますが、日本では大きめの煮干しで再現できます。先に主菜を作り、ウガリは食べる直前に作ります。コーンミールかコーンフラワーで作ることができますが、コーンスターチではできませんのでご注意ください。それではレシピをご紹介します。

小魚のトマト煮 材料(4人分)

玉ねぎ1個
ニンニク4かけ
人参1本
ピーマン1個
トマト5個
水200ml
煮干し100g
唐辛子1個
塩小さじ2
ココナッツミルク400ml
パクチー

小魚のトマト煮 作り方

多めの油を熱した鍋で、みじん切りの玉ねぎを弱火で炒める
茶色くなったら、みじん切りのニンニクを加え炒める
香りがたったら、みじん切りの人参・ピーマンを加え炒める
トマトのみじん切りを加え混ぜ、蓋をして10分煮る
水、煮干し、唐辛子、塩を加え混ぜる
蓋をして10分煮込み、ココナッツミルクを加える
フツフツさせ、みじん切りのパクチーを散らして出来上がり!

ウガリ 材料(4人分)

お湯600ml
コーンミールまたはフラワー400g

ウガリ 作り方

鍋で沸かしたお湯に、粉を入れる
木べらでダマとお湯を馴染ませる
ダマをすり潰すように、木べらで混ぜる
固形になったら、蓋をして5分蒸す
3分ほど木べらで、底から返すように練る
蓋をして5分蒸して、出来上がり!
※ウガリは鍋にこびりつきやすいので、ご注意ください。



<練りが命のウガリ>

終わりに

日本でも作れるタンザニア料理をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?今回お見せできませんでしたが、辛くないスパイスを使った魅力的な料理やピーナッツバターを使った料理もあります。海外旅行が楽しめるようになったら、ぜひ現地でお楽しみください!

皆様のご無事と充実したステイホームを願っています。どうぞお体にお気をつけください。