
北アルプスや木曽三川など、豊かな自然が魅力的な岐阜県。
木曽三川の恵に抱かれ、戦国時代の名残がのこる美濃エリアや3,000m級の山々に囲まれた雄大な自然を誇る飛騨エリアには、歴史的建造物や自然の絶景スポット、温泉地など見どころが満載です。
そこで今回は、岐阜旅行の際に押さえておきたい、岐阜の人気観光スポットをジャンル別に紹介します。自然、歴史的建造物、神社、テーマパーク、温泉、グルメなど、さまざまな観光スポットを紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
1.1 養老の滝
1.2 鷲ヶ岳(わしがたけ)
1.3 付知峡(つけちきょう)
1.4 飛騨大鍾乳洞
1.5 大滝鍾乳洞
1.6 恵那峡(えなきょう)
1.7 池田山
1.8 金華山(きんかざん)
1.9 ひるがの高原
1.10 モネの池
1.11 曽木公園(そぎこうえん)
1.12 花フェスタ記念公園
3.1 岐阜城
3.2 大垣城
3.3 墨俣一夜城(すのまたいちやじょう)/大垣市墨俣歴史資料館
3.4 郡上八幡城(ぐじょうはちまんじょう)
3.5 馬籠宿(まごめじゅく)
3.6 白川郷の合掌造りの建物
3.7 飛騨高山の古い町並み
3.8 飛騨古川の町並み
3.9 飛騨の里
3.10 下呂温泉合掌村
5.1 クアリゾート湯舟沢
5.2 養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)
5.3 ぎふ青流里山公園
8.1 下呂温泉
8.2 平湯温泉
8.3 池田温泉
8.4 濁河温泉(にごりごおんせん)
1. 岐阜の自然・公園
雄大な自然に囲まれた岐阜には、大自然が作り出す見事な絶景スポットが数多くあります。
ここではまず、岐阜の自然の美しさを堪能できるおすすめの自然・公園スポットを紹介します。
1.1 養老の滝
<出典元:写真AC>
養老山麓の豊かな自然に包まれた「養老公園」。その最奥部にあるのが、「日本の滝百選」にも選ばれている「養老の滝」です。
その昔、親孝行の息子が父親のために水を汲みに行ったところ、湧き出る水が酒に変わり、父親を喜ばせ元気にさせることができたという「養老伝説」の舞台となった場所。
岩角を打ちながら落ちる高さ約30m、幅約4mの水流は、周辺の木々の美しさと相まって、圧倒的な美しさで訪れた観光客を魅了しています。
滝までの道は散策路として整備されていて、途中に点在するお寺や土産物屋に寄り道しながら進むのも楽しみのひとつです。
住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2
営業時間:9:00~17:00(養老公園)
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
HP:養老の滝(養老公園 公式サイト)
1.2 鷲ヶ岳(わしがたけ)
<出典元:Instagram>
別名雲ヶ嶽、雲ヶ峰とも呼ばれている「鷲ヶ岳」は、日本三百名山にも選出されている標高1,671mの山。
山腹にはスキー場や温泉施設などがある山岳リゾートとしても人気のスポットです。
山頂までの登山ルートも複数あり、日帰り登山やハイキングなどを楽しむ人たちが多く訪れます。
難易度はそれほど高くありませんが、ルートによっては足場の悪いところもあるため、登山用の靴やトレッキングポールを用意したほうが安心です。
住所:岐阜県高山市荘川町一色
HP:鷲ヶ岳(「たかす・ひるがの観光WEB」サイトより)
1.3 付知峡(つけちきょう)
<出典元:写真AC>
岐阜県中津川の市街地から車で約1時間と、比較的アクセスのよい場所にある「付知峡」は、澄み切った清流で名高い「付知川」の源流に位置する美しい渓谷です。
御嶽山の雪解け水が流れ込むエメラルドブルーの付知川は、別名「青川」とも呼ばれていて、秋には紅葉した周辺の木々との美しいコントラストによって、幻想的な景色を織り成します。
住所:岐阜県中津川市付知町6-39
HP:付知峡(中津川観光情報サイト)
1.4 飛騨大鍾乳洞
<出典元:写真AC>
飛騨高山と奥飛騨の中間にある「飛騨大鍾乳洞」は、標高900mと日本でも最も高い場所にある鍾乳洞です。
めずらしい曲がり鍾乳石が多いこともでも有名で、2億5万年以上もの年月をかけて作られた大迫力の鍾乳洞は、太古の歴史を感じる神秘的な空間となっています。
全長は約800mで、標高の高い場所に位置していることから、一般的な鍾乳洞と比べてアップダウンが激しいのが特徴です。
所要時間は30分ほどですが、洞内は足元が濡れていて滑りやすくなっているため、歩きやすい靴で出かけましょう。
住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147
営業時間:4月~10月 8:00~17:00(閉館17:30)/11月~3月 9:00~16:00(閉館16:30)
定休日:無休
HP:飛騨大鍾乳洞
1.5 大滝鍾乳洞
<出典元:写真AC>
岐阜県郡上市にある「大滝鍾乳洞」は、東海地区最大級の規模を誇る石灰洞窟。
全長は実に2kmもあり、そのうちの700mが一般に公開されています。
鍾乳洞の入り口は、杉林の急な斜面の途中にあるため、入り口まではめずらしい木製のトロッコに乗って行きます。
鍾乳洞内にはユニークなネーミングの鍾乳石も多く、形と照らし合わせながら見て回るのがおすすめです。
見どころは、日本一の規模を誇る地底の滝「大滝」。鍾乳洞内で見る落差30mの滝は迫力満点で、一見の価値があります。
住所:岐阜県郡上市八幡町安久田2298
営業時間:8:30~17:00
定休日:無休
HP:大滝鍾乳洞
1.6 恵那峡(えなきょう)
<出典元:写真AC>
「恵那峡」は、岐阜県恵那市と中津川市を流れる木曽川の中流に位置する渓谷です。
周辺に奇岩が多いことでも有名で、屏風岩、軍艦岩、獅子岩、鏡岩などの自然が作り出した不思議な形状の岩々を遊覧船から眺めることもできます。
春には満開の桜、夏には緑の木々と白波のコントラストを、秋には色鮮やかな紅葉を、また冬の幻想的な雪景色など、四季折々の美しい自然を楽しむことができる人気スポットです。
住所:岐阜県恵那市大井町
HP:恵那峡(恵那市公式観光サイト「え~な恵那」)
1.7 池田山
<出典元:写真AC>
揖斐郡池田町と不破郡垂井町にまたがる標高約923mの池田山は、東海地方屈指の夜景スポットとして人気の場所です。
特に、標高800m地点にあるハングライダーの離陸ポイントからは、岐阜市を中心とした大パノラマの夜景と、美しい星空の両方を楽しむことができます。
冬季は積雪により通行止めになるため、お出かけの際には事前に情報をチェックしておくのがおすすめです。
住所:岐阜県揖斐郡池田町瑞岩寺
HP:池田山(「いい旅 ふた旅 ぎふの旅ガイド」サイトより)
1.8 金華山(きんかざん)
<出典元:写真AC>
長良川を見下ろすようにそびえる標高329mの「金華山」は、山頂に岐阜城を構える岐阜のシンボルとも言えるスポットです。
岐阜市の中心部にありながらも、豊かな自然が残る金華山には野生動物も多く生息していて、近年では幅広い年齢層が登山を楽しむために訪れています。
登山道は全部で10本あり、いずれも30分~1時間ほどで山頂を目指すことが可能です。
手軽に山頂まで行きたい人は、ロープウェイを利用するとよいでしょう。
住所:岐阜県岐阜市槻谷
HP:金華山(「岐阜市漫遊」サイトより)
1.9 ひるがの高原
<出典元:写真AC>
岐阜の雄大な自然を思いっきり満喫したい! という人におすすめなのが、郡上市にある「ひるがの高原」。
大日ヶ岳のふもと、標高900mほどの位置に広がる高原内には、テニスコートやゴルフ場、乗馬体験ができる牧場や、釣りを楽しめるエリアやハイキングコース、アスレチックスポット、温泉施設などのレジャースポットが充実しています。
水芭蕉の群生地や源流のブナ林、湿原植物園など、高原ならではの植物も見どころです。
四季折々の美しさを見せる大自然の中で、多彩な時間を過ごすことができます。
住所:岐阜県郡上市高鷲町ひるがの4671
営業時間:各施設により異なる
定休日:各施設により異なる
HP:ひるがの高原
1.10 モネの池
<出典元:写真AC>
岐阜県関市の「根道神社」の境内にある名も無い小さな池は、もともとは貯水池として作られたものでしたが、透明度が高く、睡蓮の中を鯉が泳ぐ様子が、フランスの画家であるクロード・モネが描いた「睡蓮」を彷彿とさせることから、「モネの池」として一躍有名になりました。
一年を通して美しい景色を楽しむことができますが、ベストシーズンはなんと言っても睡蓮が最盛期を迎える6月~7月。
この時期には池に入ってくる湧水の量が増えるため、さらに透明度が増して、よりフォトジェニックで幻想的な景色を楽しむことができます。
住所:岐阜県関市板取441
HP:モネの池(関市役所 公式サイト)
1.11 曽木公園(そぎこうえん)
<出典元:写真AC>
岐阜県と愛知県の県境・土岐市にある「曽木公園」は、「飛騨・美濃紅葉33選」にも選ばれている紅葉の名所です。
毎年秋に行われるライトアップは土岐市の風物詩となっていて、多くの観光客が美しい紅葉を楽しみに訪れます。
見どころは、ライトに照らされた園内の池の水面に、色とりどりの紅葉が映し出される「逆さ紅葉」。
まるで鏡を見ているような不思議な景色は、訪れた人を幻想的な世界へと誘います。
住所:岐阜県土岐市曽木町
HP:曽木公園
1.12 花フェスタ記念公園
<出典元:写真AC>
「花フェスタ記念公園」は、岐阜県可児市にある花と緑を一年中楽しむことができる人気の公園です。
中でも見どころは、世界有数の規模を誇るバラ園。世界でも最大規模の品種数のバラが植えられていて、見頃を迎える春と秋には、バラ祭りが開催されます。
住所:岐阜県可児市瀬田1584-1
営業時間:9:30~16:30(最終入園は16:00まで)
定休日:毎週火曜日(火曜日が休日の場合はその翌平日)及び年末年始(12月29日~1月3日)
HP:花フェスタ記念公園
2. 岐阜のロープウェイ
岐阜の雄大な自然を体感したい! という人は、パノラマビューを満喫できるロープウェイに乗って空中散歩を楽しむのがおすすめです。
2.1 新穂高ロープウェイ
<出典元:写真AC>
標高2,156mのゴールを目指し、およそ11分間の空中散歩を楽しむことができる「新穂高ロープウェイ」は、開業50周年の節目に合わせて2020年に2階建てゴンドラをリニューアル。
これまでよりもガラスの面積が広くなったことで、北アルプスの絶景を360度の大パノラマで満喫することができるようになりました。
初夏の新緑や秋の紅葉、冬の雪景色など、一年を通して大自然の圧倒的な美しさを体験することができます。
各駅にある温泉スポットや食事処、土産ショップなどを巡るのも楽しみのひとつ。
山頂駅ショップで買うことができる木のハガキに旅行の思い出などを書いて、屋上展望台にある郵便ポストから手紙を出すのもおすすめです。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂字巾平710-79
営業時間:季節により異なるため、公式サイトでご確認ください
定休日:無休
HP:新穂高ロープウェイ
3. 岐阜の歴史的建造物
戦国時代の中心地でもあった岐阜県には、天下統一を目指した織田信長ゆかりの城をはじめ、歴史を伝える建造物が数多く残るエリアでもあります。
3.1 岐阜城
<出典元:写真AC>
織田信長が1567年から約10年間にわたって在城し、天下統一の本拠とした「岐阜城」。
標高329mの岩山・金華山の山頂にあることから難攻不落の城として知られ、当時は「美濃を制する者は天下を制する」と言われたほどでした。
1~3階は資料展示室となっていて、齋藤道三をはじめとする歴代城主の解説や、手裏剣やまきびしといった武器の展示などが行われています。
また、最上階の展望台からは長良川や遠くに連なる伊吹山、日本アルプスなど360度のパノラマビューを楽しむこともできます。
住所:岐阜県岐阜市
営業時間:
3月16日~5月11日 9:30~17:30/
5月12日~10月16日 8:30~17:30/
10月17日~3月15日 9:30~16:30(元旦のみ 6:30~16:30)
定休日:無休
HP:岐阜城(岐阜市 公式サイト)
3.2 大垣城
<出典元:写真AC>
関ヶ原の合戦で石田三成が本拠にした城として有名な「大垣城」。
全国的にもめずらしい4層の天守閣を持ち、総塗りごめ様式の優美な姿は城下町・大垣のシンボルとして市民に親しまれています。
第二次世界大戦で焼失する以前は現在の3倍の広さがあり、水堀を幾重にも巡らせた堅城は、とても規模の大きな要塞として知られていました。
現在の城内には、資料展示室や休憩ができるオープンスペースなどがあり、最上階の展望室からは大垣の町並みを堪能することができます。
夜にはライトアップされ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
住所:岐阜県大垣市郭町2丁目52
営業時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
定休日:火曜日(その日が祝日にあたるときは、その翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日から1月3日)
HP:大垣城(「大垣・西美農観光ポータル 水都旅」サイトより)
3.3 墨俣一夜城(すのまたいちやじょう)/大垣市墨俣歴史資料館
<出典元:写真AC>
墨俣一夜城は1566年(永禄9年)に木下藤吉郎(豊臣秀吉)が、一夜にして築いたと伝えられています。
その跡地に1991年に建てられたのが、天守閣の体裁を整えた「大垣市墨俣歴史資料館」です。
館内には、墨俣築城と豊臣秀吉に関する資料が多数展示されていて、秀吉の一夜城伝説の謎に触れることができます。
春には満開の桜が咲き、地元のお花見スポットとしても人気です。
住所:岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742-1
営業時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
定休日:祝日の翌日、月曜日(その日が祝日にあたるときはその翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)
HP:墨俣一夜城/大垣市墨俣歴史資料館(大垣市 公式サイト)
3.4 郡上八幡城(ぐじょうはちまんじょう)
<出典元:写真AC>
戦国時代後期の1559年(永禄2年)に建てられた「郡上八幡城」。
現在の天守閣は1933年に再建されたもので、日本で最も古い木造の再建城としても知られています。
秋には周辺の木々が真っ赤に染まり、見事な紅葉と真っ白なお城との美しいコントラストを見ることができ、紅葉の名城として、見頃の11月初旬から中旬にかけては全国から多くの観光客が訪れます。
住所:岐阜県郡上市八幡町柳町 一の平659
営業時間:
9:00~17:00/
夏季 8:00~18:00/
冬季 9:00~16:30(最終入城受付は閉館の15分前)
定休日:12月20日~1月10日
HP:郡上八幡城
3.5 馬籠宿(まごめじゅく)
<出典元:写真AC>
江戸時代の五街道のひとつとして知られる「中山道(なかせんどう)」。その中でも、江戸の風情を残す古い町並みを堪能できる人気の観光スポットが「馬籠宿」です。
中山道の43番目の宿場であり、粋な石畳の両側には土産物店や郷土料理などを楽しめる店がずらりと並びます。
急な山の尾根に沿っていることから急斜面の道となっているのが特徴で、街道を横切る心地良い風を感じながら、ノスタルジックなひと時を過ごすことができます。
住所:岐阜県中津川市馬籠4282
HP:馬籠宿(馬籠観光協会「木曽馬籠」サイトより)
3.6 白川郷の合掌造りの建物
<出典元:写真AC>
茅葺き屋根の合掌造り家屋が現存する集落郡「白川郷」は、世界中から多くの観光客が訪れる世界遺産のひとつです。かつては秘境とも言われていた豪雪地帯で、大小100棟ほどある合掌造り家屋は、現在も村の人々が実際に住んで生活をしています。
家屋の内部は囲炉裏や大黒柱を支える大梁、屋根裏部屋など、先人たちの知恵と工夫が随所に感じられ、見どころ満載です。
見学できる家屋は限られていますが、たっぷり時間をつかって見学をする価値ありです。
集落をじっくり散策した後は、集落全体を見下ろすことができる展望台まで足を伸ばし、美しい日本の原風景を感じる絶景を堪能してみてはいかがでしょうか。
住所:岐阜県大野郡白川村荻町
営業時間:駐車場 8:00~17:00
定休日:無休
HP:白川郷の合掌造りの建物(白川村山役場 白川郷観光情報サイト)
3.7 飛騨高山の古い町並み
<出典元:写真AC>
「飛騨の小京都」として人気の観光地・高山。
その中心部に位置する「三町(さんまち)」は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、「古い町並み」と呼ばれて地域の人々はもちろん、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
さんまち通りは散策だけなら10分ほどの距離ですが、ゆっくり買い物やお茶を楽しむなら1時間以上は必要。
軒下を流れる用水路や青青と敷いた杉玉、歴史を感じさせる格子窓など、江戸次代の面影を伝える町並みは、岐阜観光で一度は訪れておきたい場所のひとつです。
宮川に沿った通りで毎朝行われている「宮川朝市」には、新鮮な野菜や季節の果物、漬物や民芸品を目当てに、多くの人が訪れます。
住所:岐阜県高山市上一之町(飛騨高山古い町並 三町伝統的建造物群保存地区)
HP:飛騨高山の古い町並み(高山市公式観光サイト)
3.8 飛騨古川の町並み
<出典元:写真AC>
大ヒット映画「君の名は。」の舞台として一躍有名になった、飛騨古河。
瀬戸川に沿って連なる白壁土蔵や出格子の商家など、飛騨の伝統的な建築技術を堪能できる美しい町並みののこるエリアです。
町内には酒どころ飛騨を代表する造り酒屋や、240年以上の歴史を誇る手作り和ろうそくの店、赤い欄干の橋が目印の真宗寺など、見どころスポットが満載。
歩きやすい靴でじっくり時間をかけて散策するのがおすすめです。
住所:岐阜県飛騨市古川町殿町8-5(瀬戸川と白壁土蔵街)
HP:飛騨古川の町並み(飛騨市公式観光サイト 飛騨の旅)
3.9 飛騨の里
<出典元:写真AC>
昔懐かしい飛騨の暮らしを体験したいなら、高山市にある集落博物館「飛騨の里」へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
歴史的にも貴重な飛騨地方の古民家を移築・復元し、昔の暮らしを再現しており、わら細工やさしこ細工などの実演や体験も行うことができます。
敷地内には国の重要有形文化財にも指定されている「旧若山家」などの見どころスポットもあります。
隣接する「飛騨高山思い出体験館」では、さるぼぼ作りをはじめ7種類ほどの体験メニューを楽しむことができます。
住所:岐阜県高山市上岡本町1-590(飛騨民俗村)
営業時間:8:30~17:00
定休日:無休
HP:飛騨の里
3.10 下呂温泉合掌村
<出典元:写真AC>
「下呂温泉合掌村」では、白川郷などから移築した10棟の合掌造りを展示し、昔の暮らしを再現しています。
建物内では和紙の絵漉きや陶芸、陶器の絵付け体験などが楽しめるほか、不定期で芸妓さんの舞などを見学できる「しらさぎ座」の公演なども行われています。
合掌村の入り口近くでは、冬季を除いて朝市が毎日開催されていて、野菜や漬物、地酒、民芸品といった特産物のお店が並びます。
五平餅や川魚の炭火焼などの地元グルメもおすすめです。
住所:岐阜県下呂市森2369
営業時間:8:30~17:00(最終入館は16:30まで)
定休日:無休
HP:下呂温泉合掌村
4. 岐阜の神社
神社めぐりのお楽しみとして、旅先で御朱印集めをしている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、めずらしい金の御朱印が人気の「伊奈波神社」を紹介します。
神社・仏閣ファンなら忘れずに訪れておきたいパワースポットのひとつです。
4.1 伊奈波神社(いなばじんじゃ)
<出典元:写真AC>
1900年以上の歴史を誇る岐阜市の「伊奈波神社」は、景行天皇14年に創建されたといわれる古社で、初詣には例年60万人以上の人が参拝に訪れる岐阜を代表する神社です。
境内には「いなば大黒社」や「黒竜神社」といった有名なパワースポットが点在していて、多くの人がご利益を求めて訪れます。
伊奈波神社と黒竜神社の御朱印は、「伊奈波神社参集殿」で受付可能です。
2019年からは「金の御朱印」も登場し、御朱印集めファンにはたまらないスポットとなっています。
住所:岐阜県岐阜市伊奈波通1丁目1
営業時間:参拝自由
定休日:無休
HP:伊奈波神社
5. 岐阜のレジャースポット・テーマパーク
岐阜の歴史や自然を丸ごと体験できるレジャースポットやテーマパークは、子ども連れの旅行にもおすすめです。
5.1 クアリゾート湯舟沢
<出典元:Instagram>
「クアリゾート湯舟沢」は、木曽の宿場町として人気の「馬籠宿」からすぐ近くに位置する、中津川最大級の屋内スパ施設。
恵那の山々を望む露天風呂付きの温泉のほか、水着で入る13種類の機能風呂、温水プールなどがあり、子どもから大人までリゾート気分を満喫することができます。
施設内には食事からドリンク、アルコール類を豊富にそろえた食事処もあります。
併設された「ほしとせせらぎのぐらんぴんぐ」では、中津川の大自然を体験できるグランピングも楽しめます。
住所:岐阜県中津川市神坂280
営業時間:10:00~22:00(最終受付 21:30)
定休日:公式サイトでご確認ください
HP:クアリゾート湯舟沢
5.2 養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)
<photo by Takashi Kosaka>
養老公園内にある「養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)」は、愛知県生まれの近代芸術家・荒川修作と、詩人のマドリン・ギンズによって生み出された体験型の芸術庭園です。
24色を使った壁が林立する「養老天命反転地オフィス」や、斜めになったソファやシンクなどが置かれた「運動路」、昆虫気分で急な岩場を登る「昆虫山脈」など、摩訶不思議なアート空間が広がります。
園内はとても広いため、まずは受付でマップをもらいましょう。
住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2 養老公園内
営業時間:9:00~17:00(最終入園は16:30まで)
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
HP:養老天命反転地(養老公園 公式サイト)
5.3 ぎふ青流里山公園
<出典元:Instagram>
美濃加茂市にある「ぎふ青流里山公園」は、昭和30年代の里山をイメージして作られた県営の都市公園。
「日本昭和村」から新しく生まれ変わった公園です。
敷地内では一年を通して四季折々の花々が咲き、美しい里山の景色を楽しめます。
また、みたらし団子や五平餅、飛騨牛を使った料理など岐阜グルメを楽しめるエリアや、ゴーカートやスワンボートなどの乗り物、陶芸や染色などの体験工房、333mの長さを誇るジップラインや高さ9mのエアリアルなどが楽しめるアドベンチャーパークがあります。
ほかにも、ヤギやひつじ、モルモットなどの動物とふれあえるエリア、温泉施設もあり、見どころいっぱいです。
ノスタルジックな空間で、子どもから大人まで思い切り楽しむことができる、岐阜でも人気の観光スポットです。
住所:岐阜県美濃加茂市山之上町2292-1
営業時間:3月~11月 9:00~17:00/12月~2月 10:00~17:00
定休日:
3月~11月 無休/
12月~2月 水曜日
HP:ぎふ青流里山公園
6. 岐阜のショッピングスポット
大自然の観光を満喫したあとは、人気のショッピングスポットでお目当ての品物を探してみてはいかがでしょうか?
ファッションから雑貨、グルメまで、大満足のお買い物タイムが楽しめる、おすすめのショッピングスポットを紹介します。
6.1 土岐プレミアム・アウトレット
<出典元:写真AC>
アメリカのコロラドをイメージしたモール内に、アパレルブランドやレストランなどおよそ180店舗がある「土岐プレミアム・アウトレット」。
定期的に開催されるバーゲンでは、さらにお買い得な価格で商品を手にすることができます。
恵まれた眺望と広々とした敷地内は、小さな子ども連れでも安心してショッピングを楽しむことが可能です。
住所:岐阜県土岐市土岐ヶ丘1-2
営業時間:10:00~20:00
定休日: 2月第3木曜日
HP:土岐プレミアム・アウトレット
7. 岐阜のグルメスポット
人気グルメの多い岐阜ですが、その中でも飛騨高山を訪れた際に絶対に食べておきたいのが、地元のソウルフード「鶏(けい)ちゃん」です。
若鳥の胸肉を濃い目の味噌や醤油などをベースにしたタレに漬け込み、キャベツなどと一緒に焼いて食べるというシンプルな料理。
下呂市を中心とする南飛騨地方や郡上市を中心とする奥美濃地方の郷土料理として昔から親しまれています。ここでは本格的な鶏ちゃんが楽しめる、おすすめ店を紹介します。
7.1 鶏ちゃん家(けいちゃんや)
<出典元:Instagram>
飛騨高山には鶏ちゃんの名店が数多くありますが、その中でも特におすすめなのが高山駅から徒歩2分というアクセスのよい場所にある「鶏ちゃん家」。
秘伝の特製タレがたっぷりとかかった鶏ちゃんは、ボリューム満点。岐阜を訪れたらぜひ食べてほしい一品です。
住所:岐阜県高山市花里町5-20-3
営業時間:17:00~24:00(LO23:30)
定休日:月曜日
HP:鶏ちゃん家(食べログ)
8. 岐阜の温泉
日本屈指の温泉の宝庫として知られる岐阜県。豊かな自然に囲まれた山間や、清流沿いなどに数多くの温泉が点在し、日帰りで利用できる温泉スポットも充実しています。
8.1 下呂温泉
<出典元:写真AC>
日本三大名湯のひとつとして知られる「下呂温泉」。
開湯は平安時代と言われていて、鎌倉時代になって温泉が出なくなってしまった際には、薬師如来が白鷺に姿を変えて源泉を知らせたという「白鷺伝説」でも有名な温泉地です。
旅情を誘う風情ある街並みには、足湯はもちろん、旅館だけでなく観光施設や土産物店も数多く並び、湯巡りと散策の両方を楽しむことができます。
住所:岐阜県下呂市湯之島801-2(下呂温泉旅館会館)
HP:下呂温泉
8.2 平湯温泉
<出典元:写真AC>
「平湯温泉」は、「福地温泉」「新平湯温泉」「栃尾温泉」「新穂高温泉」からなる「奥飛騨温泉郷」の中でも最も古い歴史を誇る温泉地。
アクセスのよい場所にあることから、奥飛騨観光の拠点としても人気のエリアです。
土産物店や飲食店もバランスよく点在していて、四季折々の自然美と温泉街の趣の両方を楽しむことができます。
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-191(平湯温泉宿泊案内所)
HP:平湯温泉
8.3 池田温泉
<出典元:Instagram>
「池田温泉」は岐阜県池田町にある、美肌効果の高い良質な湯で湯名な天然温泉。
小規模な公営温泉ではありますが、湯質が良く、地元の人はもちろん遠方からのリピーターも多い人気の温泉です。
アルカル質のお湯はぬめりがあって、肌をしっとりとさせてくれる効果も。低めの温度でじっくり浸かって体を芯から温めることができる露天風呂も人気です。
住所:岐阜県揖斐郡池田町片山3021-1(池田温泉本館)
営業時間:10:00~22:00
定休日
本館:月曜日(祝日の場合は翌日)
新館:水曜日(祝日の場合は翌日)/12月30日~12月31日
HP:池田温泉
8.4 濁河温泉(にごりごおんせん)
<出典元:Instagram>
「濁河温泉(にごりごおんせん)は、御嶽山の飛騨側登山口、標高1,800mの7号目に湧く高所温泉。
明治20年ごろから、登山者向けの温泉宿地として開拓されたといわれていて、現在は車でも訪れることができるようになったことから、宿泊温泉地として多くの観光客が訪れるようになりました。
この温泉は黄濁しており、これは湧き出る温泉が空気に触れることで自然に化学変化を起こすためだとされています。
露天風呂の周辺には原生林が生い茂り、美しい自然と名湯を楽しむことができる人気スポットとして有名です。
住所:岐阜県下呂市小坂町落合濁河
HP:濁河温泉(下呂温泉公式観光サイト 下呂たび)
9. 岐阜のダム
岐阜県には中部圏の水道用水を支える、日本最大規模の「徳山ダム」があります。
大垣市から国道417号線を利用し、ドライブがてら雄大な自然の中にある巨大なダムを目指してみてはいかがでしょうか。
9.1 徳山ダム
<出典元:写真AC>
「徳山ダム」は揖斐川の最上流部に、岩石や土砂を積み上げて建設されたロックフィルダムと呼ばれる形式のダムです。
堤の高さ161m、長さは新幹線のぞみ号の16車両を超える427mあり、日本一の総貯水量を誇ります。
自然保護の観点からダムの周辺には遊歩道は設けられていませんが、展望台からは巨大なダムの全景を見ることができ、その圧倒的なスケールは息をのむほどの迫力です。
秋の紅葉、冬の雪景色など、季節ごとに異なる表情で訪れる人を魅了しています。
住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町開田
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
HP:徳山ダム
10. 岐阜のドライブスポット
車で岐阜を訪れるなら、高原の爽快なドライブを楽しむのもおすすめです。
10.1 伊吹山ドライブウェイ
<出典元:写真AC>
滋賀県との県境の尾根づたいに17kmに渡って続く「伊吹山ドライブウェイ」は、比良山系や琵琶湖、日本アルプスなどの絶景を堪能できる人気のドライブコースです。
四季折々の景色を楽しめる伊吹山は、特に秋の紅葉や新緑の季節が人気。
山頂には気軽な散策を楽しめるハイキングコースもあり、晴れた日にはお弁当を持って出かけるのがおすすめです。
住所:岐阜県不破郡関ケ原町寺谷1586
営業時間:
4月第3土曜日~7月第3土曜の前日・9月 8:00~20:00/
7月第3土曜日~8月 3:00~21:00/
10月~11月最終日曜日 8:00~19:00
定休日:4月第3土曜日~11月最終日曜日以外は冬季休業
HP:伊吹山ドライブウェイ
岐阜へ旅行をする際には、上記で紹介した内容を参考に観光プランを立ててみてはいかがでしょうか。岐阜旅行で楽しい思い出を作ってくださいね。
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