皆さんは、エンジンオイルを選ぶとき、どのような基準で選んでいますか?価格・成分・知名度などいろいろあると思います。実際に皆さんが悩むのも仕方ないほど、色々なオイルがお店には並んでますし、ネットでも多種販売されていると思います。

皆さんの中には、エンジンオイルを信念もって選んでいる人もいらっしゃるかと思います。今回は、エンジンオイルの規格などのお話やお車にあったオイルの選び方などをご紹介していきます。

■エンジンオイルの劣化について

引用:http://www.nissan.co.jp/SERVICE/MAINTE/SHOMOHIN-ENGINE/OIL/

新しいエンジンオイルは、走行したり、走行していなくても時間が経過することで劣化していきます。エンジンオイルは、車に乗っている以上定期的に交換する必要のある油脂であるということです。

上の画像のように最初は、綺麗な茶色(緑色・赤色の場合もあり)のオイルも黒みがかりくすんだ色になります。それだけでなく、手で触ると粘度が落ちさらさらしてくるようにもなります。ただエンジンオイルが汚れない場合は、実はエンジンオイルが仕事をしていないことにもつながります。

エンジンオイルは、オイル自身の力で汚れを吸着させたり、潤滑したり、錆防止をしたりしていることから、黒く汚れたり粘度が落ちるのは当然のことでもあるということです。エンジンオイルは、自らを犠牲にすることでエンジンを守っているわけです。

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■エンジンオイルの規格など

引用:https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=462476&word=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB&searchId=126344048

一般的なエンジンオイル(ガソリン用)では、API規格とILSAC規格の二種類があります。

①API規格は、SH➡SJ➡SL➡SM➡SNというグレード順になっています(右に行くほど高グレード)。API規格とは、米国石油協会(API)・SAE・アメリカ材料試験協会(ASTM)の三社が定める規格です。現在では、SL規格以上のエンジンオイルが多く販売されていると思います。

②ILSAC規格は、GF-1➡GF-2➡GF-3➡GF-4➡GF-5というグレード順になっています(右に行くほど高グレード)。日米の自動車工業会(ILSAC)が制定しているもので、API規格にプラスして省燃費性をアップさせています。

ディーゼルエンジンオイルの場合は、API規格は、Cから始まり、現在ではCFまたはCF-4が多く販売されていることが多いでしょう。最近では、ディーゼルエンジンが新規格化しています。DPFマフラーがついているディーゼル車に対応したオイルとしてDL-1、DH-2、C3といったオイルも用意されています。

さらにオイルには、粘度の種類があります。粘度は、SAE粘度表示としてSociety of Automotive Engineers, Inc.によって制定されています。

例えば10W-30という粘度表示があるとします。左の数字は、低粘度側でWはウィンターの表示です。右側は高粘度側になります。10W-30は、外気温がマイナス20度からプラス40度までの範囲で問題なく使用できるオイルを意味しています。

またエンジンオイルを構成するベースオイルには、鉱物、部分合成、100%化学合成と大きく分けて3種類のものが使われています。100%化学合成のベースオイルでは、VHVI、PAO,エステルなどのものがあります。