静岡県掛川市にある加茂荘花鳥園にて、「オリジナル花菖蒲（はなしょうぶ）・アジサイ展」が4月26日（金）から開催されます。江戸時代中期に建てられた庄屋屋敷は時を経て、1haの広大な庭に咲く四季折々の花、小さなアヒルコールダックの群れ、飛び交う野鳥、そして、地元の食事が1日で楽しめる里山アミューズメントパークとして生まれ変わりました。桃山時代から続く庄屋であった加茂家によって守られ受け継がれてきた、日本の懐かしい古里の姿をゆっくりと堪能ください。
加茂荘花鳥園の花菖蒲では、満開の時期が2回やってきます。連休に満開を迎えるのは加茂荘オリジナルの早咲き花菖蒲。古くからの品種より1か月も早く元気で若々しい花をつけます。一方、 古参の地植え花菖蒲は凛とし佇まいが魅力。5月末から6月初めに満開の時期を迎えます。
また同園のオリジナルアジサイは、一江豊一の育種によるKamoセレクション として、国内外にその名を広く知られています。今年はクラウドファンディングによる協力により、園内の古寺前にKamoセレクションの原木園が造成され、50ｍに及ぶアジサイロードも整備。連休中から温室内で恒例のアジサイ鉢の展示（アジサイヒルズ）も楽しめます。お気に入りの展示品はアジサイヒルズで購入可能。
■味噌蔵あとに作られたカフェ「桑源亭（そうげんてい）」
園内には、植物を観賞しながら喫茶・食事が楽しめるスペースも。庄屋屋敷内の味噌蔵跡を利用した桑源亭（そうげんてい）では、原田地区の新茶やクチナシの実で鮮やかな黄色に染められたおこわの庄屋弁当、氷菓おにぎり弁当が、また温室内の花鳥（はなとり）カフェでは、ちまきや甘味が楽しめます。
さらに約1000㎡の広々とした展示温室では、雨天でも花と鳥を楽しむことができます。餌やりなど、鳥と触れ合うこともでき、大人から子供まで楽しめること間違いなし。
加茂荘花鳥園は、「はままつフラワーパーク」や「浜名湖ガーデンパーク」をはじめとする静岡県西部の7つの花の公園と庭園からなる 「アメイジングガーデン・浜名湖」の一つに登録されています。
季節の花や歴史的施設に魅せられながら、家族や友人と一緒に心温まる思い出を作られてみてはいかが。
【「花菖蒲・アジサイ展」概要】
開催期間：2024年4月26日（金）～6月23日（日）
開園時間：8:00〜17:00（受付16:30迄）※期間中無休
所在地：静岡県掛川市原里110
入場料（花菖蒲・アジサイ展開催期間）：
大人（中学生以上）1,500円、小学生以下 無料、シルバー（65歳以上）1,200円 年齢が分かる証明を提示ください
障がい者 1,200円 障がい者手帳を提示ください
駐車場：無料（普通車200台、バス6台）※駐車場は全て屋外
URL：https://kamoltd.co.jp/
