東京山間地域の観光事業者ネットワーク「WILDERNESS TOKYO(事務局:グッドライフ多摩)」が、今年の春に提供する新サービスやイベント情報を発表した。

春に向けて気になるサービスやイベントをこの機会にチェックしておこう。

WILDERNESS TOKYOとは

東京山間地域で活動する観光事業者のネットワーク「WILDERNESS TOKYO(ウィルダネス東京)」。WILDERNESSとは、国立公園を始めとする豊かな自然を有するエリアのこと。またそのエリアを聖域として大切に思う、物理的、精神的に豊かな人の集まりを広げるというコンセプト。主に奥多摩町、檜原村、あきる野市、日の出町、青梅市、八王子市(高尾)の6つの市町村で、参加する事業者と新しい観光事業を応援。

【檜原村】サウナワーケーションがスタート!

檜原村にある公設民営の会員制コワーキングスペース「Village Hinohara」では、本格的なアウトドアサウナを楽しめるワーケーションプランがスタート。

施設内に新たに設置されたアウトドアサウナ「Village SAUNA」は、既に檜原村内でアウトドアサウナの運用実績もある「HINOKO TOKYO」がプロデュース。

フィンランド製薪ストーブを使用し、地域資源である薪を使って火をおこし、スギやヒノキのアロマウォーターを使ったロウリュも楽しめる。日中にサウナを貸切利用できるワーケーションプランと、アフターファイブ利用のプランを用意。

※会員限定、ワークスペースの利用が前提となります。

「Village Hinohara」はワークスペースだけでなく、小規模なイベントが開催できる多目的ホールや、宿泊可能なベッドルーム、火を囲んで寛げる円形暖炉、リバーサイトのテラスなどもあり、様々なスタイルに合わせて自然の中でワーケーションを楽しめる。

【施設に関する詳細】
事業者名:Village Hinohara
公式サイト:https://hinoko.jp/work-sauna/

【奥多摩町】春のいぶきをさがすカヤック体験&焚き火ツアー

奥多摩町白丸湖で、カヤック初心者も安心して楽しめる春の体験型アクティビティを開始。

このツアーでは、湖面で心地よい風を感じながら、芽吹き始めた木々、活動しはじめた鳥の声、水の感触などを楽しむ自然とのふれあいを堪能できる。

カヤック体験後は、湖畔のプライベートな敷地で焚き火を囲みながら、春の訪れを感じる穏やかなひとときを過ごせる時間も味わえる。

【ツアーに関する詳細】
事業者名:グラビティ奥多摩ベース
公式サイト:https://kayakokutama.blogspot.com/2024/02/blog-post.html

【檜原村】お茶づくり&檜原村の自然満喫ツアー

5月はお茶づくりのシーズン。東京の奥座敷檜原村で、自分だけの手摘み・手作りのお茶体験ができるサービスが開始する。かつての山の暮らしを体験しながら、自分たちで飲むお茶を作ってみてはいかがだろうか。

1日コースでは、煎茶よりも古い歴史を持つ「釜炒り緑茶」を作る体験ができる。日本では、緑茶=煎茶というイメージが定着しているが、釜香と呼ばれる香りが楽しめる「釜炒り緑茶」を楽しめる。

自分で摘んだ茶葉を釜で炒ってお茶に仕上げて、お茶摘みから製茶まで、一貫して体験することができる。出来上がったお茶は、持ち帰ることも可能。

2日コースでは、釜炒り緑茶に加え、和紅茶作りにもチャレンジ。日本の茶葉で作る紅茶を、和紅茶と呼び、一晩寝かせた茶葉で作るのが特徴だ。香りと色がどんどん変化する様子も作りながら楽しむことができる。同じ葉なのに、摘んだあとの仕上げの違いで様々な表情を見せるお茶の奥深さを体感できるプランとなっている。

【ツアーに関する詳細】
事業者名:森のお仕事株式会社
https://workinthewoods.jp

【本記事に関する問い合わせ】
事務局:グッドライフ多摩
公式サイト:https://goodlife-tama.jp/