1.【福井県】おすすめ観光スポット

福井県のおすすめ見学&体験スポット

Spot.1
三方五湖を望む天空のテラスで感動の絶景体験!/レインボーライン山頂公園

天気がよければ越前岬から丹後半島まで見渡せ、白山から三十三間山にかかる美しい山並みも眺められる

福井県若狭地方の景勝地である三方五湖(みかたごこ)は、日向湖、久々子湖、水月湖、菅湖、三方湖の5つの湖からなり、その5つの湖がそれぞれ違った色に見えることから「神秘の湖」ともよばれています。

このすべての湖と日本海を一望できるビューポイントが「レインボーライン山頂公園(れいんぼーらいんさんちょうこうえん)」です。五湖が広がる福井県若狭町と美浜町を結ぶ「三方五湖レインボーライン」の中間地点、標高400mの梅丈岳の山頂にあり、360度どこから見ても絶景しかない、開放感満点の大自然のパノラマが楽しめます。

「レインボーライン山頂公園」にはリフトまたはケーブルカーを利用して行きます。おすすめは心地いい風を感じながら空中散歩が楽しめる一人乗りのリフト。どちらの乗り物も山頂まで約2分と短時間ですが、リフトなら目の前に雄大な風景が広がっていく感動を肌で感じられて、いっそうテンションが上がります!

6つのテラスで最もフォトジェニックな「五湖テラス」

レインボーラインの名称は、神秘的な5色の湖と、日本海と空とが生み出す“7色のブルー”が由来だそう。山頂公園の絶景ポイントには異なるデザインの6つのテラスがあり、7色のブルーが織りなす大パノラマが楽しめます。

なかでもオススメは、5つの湖すべてを見晴らせる「五湖テラス」。靴を脱いで足を伸ばしたり、横たわったりできるお洒落な大型ソファが目印です。無料でレンタルできるレインボーパラソルは、写真撮影の際に映えますね!

「甘塩味のブルーソフト」400円

「カフェなないろ」は、鯖や福井サーモンのフライを挟んだサンドイッチが名物。ブルーのソフトクリームやレモンを入れると色が変化するレインボーブルーティーなど、SNS映えするメニューも人気です。公園内で提供されるフード&ドリンクはテイクアウトOKなので、好きなテラスでランチやカフェも楽しめますよ。

360度の大パノラマが望める感動の絶景スポットへぜひ出かけてみませんか?

■レインボーライン山頂公園(れいんぼーらいんさんちょうこうえん)
住所:福井県三方郡美浜町日向75-2-6
TEL:0770-47-1170
営業時間:9~17時(季節によって変動あり)
定休日:2024年12月31日~2025年1月2日、2月3日~7日
料金:入園料(リフト・ケーブル往復料金を含む)大人1000円、小学生以下500円、未就学児無料
※別途、駐車料金(普通車500円、二輪自動車300円(2024年4月1日より500円に変更))が必要になります。

■参考記事:【福井県/レインボーライン山頂公園】三方五湖を望む天空のテラスで感動の絶景体験!(配信日:2022.08.20)

Spot.2
迫力の展示は必見!遺跡見学の拠点となる博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

福井市の一乗谷朝倉氏遺跡は、全国で唯一、戦国時代の城下町跡がそのまま残る、日本最大級の中世都市遺跡です。「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(ふくいけんりついちじょうだにあさくらしいせきはくぶつかん)」は、遺跡見学を楽しむためのゲートウェイ(玄関口)施設として誕生。

掘り出したままの姿をダイナミックに展示。360度あらゆる角度から眺められる

館内には遺構展示室があり、幅約6m、長さ約38mの巨大な「石敷遺構(いしじきいこう)」が、発掘したままの姿で露出展示されています。戦国時代に川湊の船着き場か道路だったと考えられる遺構で、博物館の建設前の調査で偶然に発見されたものだそう。当時の一乗谷のにぎわいを伝える規模の大きさはもちろん、博物館ができたからこそ出土したと思うと、一層感慨深いですね。

館の中庭を再現した花壇

展示室内には、最大のみどころである朝倉館(あさくらやかた)があり、室町幕府将軍・足利義昭を迎えた広間や庭園など、広大な館の一部が、なんと原寸で再現されています。館の中庭を再現した花壇には越前和紙で作られた花が咲き乱れ、3万3000枚の県産材が張り付けられた天井も必見です。

博物館で往時を体感しながら学び、遺跡で戦国ロマンにどっぷり浸る。そんな休日を過ごしに、一乗谷を訪れてみませんか。

■福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館
(ふくいけんりついちじょうだにあさくらしいせきはくぶつかん)
住所:福井県福井市安波賀中島町8-10
TEL:0776-41-7700
営業時間:開館9~17時(入館は閉館30分前まで)
定休日:休館月曜、年末年始(12月29日~1月2日)
※特別展開催中は月曜日も開館します。
料金:一般700円、高校生400円、小中学生200円、70歳以上350円
※特別展開催中は観覧料が変わります。
URL:http://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/

■参考記事:【福井】「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」が2022年10月1日オープン。戦国大名の館を原寸再現!(配信日:2022.09.30)

Spot.3
紫式部と越前のつながりを知る!/紫ゆかりの館

平安時代の女流作家・歌人である紫式部は長徳2年(996)、越前国司に任命された父・藤原為時とともに越前国に入り、1年半あまりを過ごしました。当時の都の女性には珍しかった地方の暮らしを体験したことは、後の源氏物語の執筆に大きな影響を与えたといわれています。

「紫ゆかりの館(むらさきゆかりのやかた)」は紫式部が越前で過ごした時代や地方政治の中心地だった越前国府の文化を紹介する資料館で、平安時代や『源氏物語』を思い起こさせる優雅な展示が魅力です。

宮中に仕える女房がまとった装束を越前和紙で再現

館内の中心にある「紫式部の間」の入口には、紫式部の後姿をイメージした十二単(じゅうにひとえ)姿の和紙人形が御簾(みす)越しに展示されています。平安時代の高貴な女性は人に会うときに、御簾や几帳越しで対面していました。『源氏物語』に記されている「すきかげ」(御簾を通して見える姿)とは、こういう感じだったのかなあ、と想像が膨らみます。

絵巻物風のアニメーション映像「百花繚乱 紫式部が出会った越前国府」(約6分)

中央の大型スクリーンでは、越前への旅立ちから『源氏物語』を描くまでの紫式部の心模様をたどった絵巻物風の映像を上映。床面にも映像が広がる幻想的な光景を楽しみながら、紫式部の青春時代に思いを馳せることができますよ。

■紫ゆかりの館(むらさきゆかりのやかた)
住所:福井県越前市東千福町21-12
TEL:0778-43-5013
営業時間:9~17時
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)
料金:無料

■参考記事:【福井県越前市】紫式部が青春時代を過ごした地で、ゆかりのスポット巡り(配信日:2023.11.30)

Spot.4
紫式部が見た風景を体感/紫式部公園

像の台座部分には紫式部の人生の場面を描いたレリーフも

「紫ゆかりの館」の隣にある、平安時代の庭園を再現した、珍しい寝殿造庭園を持つ「紫式部公園(むらさきしきぶこうえん)」。園内には都に向かって立つ黄金の紫式部像があり、視線の先には越前富士とよばれる日野山が見えます。

紫式部は越前国府があった武生(現越前市)から日野山を眺めていたと伝えられていて、その様子が伝わる和歌が紫式部像の周囲に置かれた歌碑に刻まれています。

日野山を借景に池や築山を配置。池にかかる橋を中心に八の字型に歩くのがおすすめ

公園のビューポイントとして人気なのが「釣殿(つりどの)」とよばれる寝殿造の建物と朱色の太鼓橋。釣殿は平安貴族たちが花見や月見、詩歌管弦の宴などに興じた場所で、舟遊びの乗降にも使われていました。ここから庭の風景や四季の風情を眺めていると、まるで平安時代にタイムスリップしたような気分になれますよ。

■参考記事:【福井県越前市】紫式部が青春時代を過ごした地で、ゆかりのスポット巡り(配信日:2023.11.30)

Spot.5
日本初!ブライダルファッションの聖地/BRIDAL LAND WAKASA

翼をイメージしたLEDラインの装飾を施した白い建物が目印

神秘の湖・三方五湖や若狭湾など、美しい自然の風景が広がる福井県若狭町。その中心部にブライダルの聖地とよばれる「BRIDAL LAND WAKASA(ぶらいだる らんど わかさ)」があります。YUMI KATSURAをはじめとした有名ブランドのドレスを数多く生産している国産ドレスメーカー「アルファブランカ」が手がける複合施設で、いろいろな角度からブライダルファッションの魅力が体感できるスポットです。

エントランスホールではたくさんのドレスがお出迎え。階段の下にも展示されているのでお見逃しなく!

「YUMI KATSURA MUSEUM」は、日本初のブライダルファッションミュージアム。世界で約70万人の花嫁を彩った桂由美氏のドレスデザインの魅力や歴史を楽しめる空間です。エントランスホールにはカラフルなドレスがたくさん展示されていて、足を踏み入れた瞬間からテンションが上がります。

ミュージアムには1960年代から2020年代の代表的なウエディングドレスを網羅した「アーカイブゾーン」、芸能人カップルが結婚式で着用した衣装を展示した「著名人衣装ゾーン」、世界に1着だけの独創性あふれる作品が並ぶ「オートクチュールゾーン」の3つのゾーンがあり、多彩なデザインのドレスを見ることができますよ。

「館内1階自撮りプラン」1万1000円(20分)

美しいドレスは見るだけでなく、実際に着替えて記念撮影をすることもできます(有料・予約優先制)。本館1階には専用のスタジオがあり、用意されたウエディングドレスまたはカラードレスから好きな衣装を1着選んで自撮り撮影が楽しめます。自撮りといってもプロ撮影用の機材を用いたフォトシステムなのでクオリティは高品質。撮影した写真はすべて無料でスマートフォンにダウンロードできます。憧れのドレスでお姫様気分を満喫してみてはいかが?

■BRIDAL LAND WAKASA(ぶらいだる らんど わかさ)
住所:福井県三方上中郡若狭町北前川16-16-1
TEL:0770-45-3070
営業時間:9~17時(入館は閉館30分前まで)
定休日:火曜(祝日の場合はその翌日、年末年始)
※臨時休館の場合あり
料金:一般(中学生以上)1000円、小学生500円、未就学児は無料

■参考記事:【福井県若狭町】日本初、ブライダルファッションの複合施設「BRIDAL LAND WAKASA」でYUMI KATSURAのドレスの世界を体感!(配信日:2023.10.25)

福井県のおすすめグルメ&スイーツ

Spot.6
新感覚の羽二重餅スイーツで幸せおやつタイム/羽二重餅總本舗 松岡軒

「抹茶パフェ」1400円。ゆっくりいただけるようたっぷり茶碗2杯分の煎茶付き。プラス100円で抹茶に変更可能

明治から大正時代にかけて福井県で盛んに生産された高級絹織物「羽二重織」。羽二重餅は、この織物が持つふわりと羽のように軽く、美しい光沢を表現した餅菓子です。

明治30年(1897)創業の「羽二重餅總本舗 松岡軒(はぶたえもちそうほんぽ まつおかけん)」の本店には「発祥の店が作る本物の羽二重餅を知ってほしい」という思いから和カフェを併設。甘いものが苦手な人にも好評の「抹茶パフェ」は、抹茶風味のブラマンジェに濃茶と薄茶のアイス、マスカルポーネクリーム、羽二重餅を重ねた人気メニューです。

羽二重餅スイーツと一緒に楽しんでほしいのが、和カフェの空間。店内は経糸2本、横糸1本で織り上げる「羽二重織」をモチーフにしたデザインに。テーブルには福井県産の杉、食器には越前焼や越前漆器を用いて、福井の手しごとを感じられるお店になっています。店頭では羽二重餅はもちろん、カフェで扱っている作家の伝統工芸品なども販売していて、おみやげ選びもしやすいですよ。

※営業時間は変更になる場合があります。事前にお確かめのうえ、おでかけください。

■参考記事:【福井】「羽二重餅總本舗 松岡軒」に和カフェが誕生!新感覚の羽二重餅スイーツで幸せおやつタイム(配信日:2023.11.03)

Spot.7
みそのテーマパークで発酵食品の魅力を体感!/米五 みそ楽

天保二年(1831)創業の老舗みそ店「米五(こめご)」。永平寺御用達のみそ店として地元では広く知られていて、今も手作りひと筋の職人技と厳選された国産素材、「蔵ぐせ」とよばれる蔵つき酵母の働きをいかした、味わい深いみそを作り続けています。

そんな老舗が運営する「米五 みそ楽(こめご みそらく)」は、「もっとみその魅力を伝えたい」という思いが詰まった、みそ愛たっぷりの複合施設です。1階はみその量り売り専門店で、店頭には昔ながらの製法で作る個性豊かなみそがずらり。みそソムリエ資格を持つスタッフが常駐しているので、相談したり、味見をしたりしながらお気に入りのみそ選びが楽しめます。

「まろやかみそジェラート」シングル 324円、ダブル 432円

店内にはテイクアウトコーナーもあり、ミルクの風味とみその塩味が絶妙なバランスの「まろやかみそジェラート」が好評です。このほかにも、こだわりの米麹で作る自家製の甘酒やソースなしで食べられるみそ風味のコロッケも。また、「みそカフェ misola(みそら)」では、「米五」のみそや塩麹、甘酒などの発酵食品を取り入れた手作り料理も提供しています。

オリジナルみそだま6個を手作り体験。料金は1500円。公式サイトから要予約

体験教室も開催していて、観光客には30~40分で作れる「みそだまづくり体験」が人気です。2種類のみそと9種類の具材を自由に組み合わせて作るみそだまは、自分へのお土産に最適。器にお湯を注ぐだけで簡単にお味噌汁ができるので、普段の食事にプラスすれば手軽に発酵食品をとることができますよ。

奥深きみその世界を通して、福井の食文化に親しんでみてはいかがですか。

■参考記事:【福井県】老舗が手がけるみそのテーマパーク「米五 みそ楽」で、発酵食品の魅力を体感!(配信日:2023.03.19)

Spot.8
福井の日本酒と食文化の魅力を体感!/ESHIKOTO

米どころである福井県は酒造りも盛んで、35を超える酒蔵が個性豊かな日本酒を醸しています。そのなかでも世界的な人気を誇る「黒龍酒造」が手がけるのが、永平寺町にある複合施設「ESHIKOTO(えしこと)」です。

敷地には「酒樂棟」と「臥龍棟」があり、「酒樂棟」には黒龍酒造の日本酒のテイスティングや買い物ができる「石田屋ESHIKOTO店」や、パティスリーを併設したフレンチレストラン「アペロ&パティスリー acoya(アコヤ)」が入っています。

雪が降ると一面の銀世界になり、水墨画のような神秘的な風景に。春は桜並木、夏は新緑、秋は紅葉と、四季折々の風景が眺められる

「酒樂棟」の通路を抜けると視界が一気に開け、永平寺町の自然豊かな風景が視界いっぱいに広がります。目の前を流れる九頭竜川は、黒龍酒造の酒造りに用いる清らかな仕込み水の水源。空から降り注ぐ雨や雪が川に流れ込み、その伏流水が酒となって私たちのもとに巡ってきます。

ソムリエ資格を持つスタッフと対話しながら、好みの銘柄を探してみて

「石田屋ESHIKOTO店」では、日本酒愛好家にもファンの多い「黒龍」や「九頭竜」のほか、ここでしか購入できない「永(とこしえ)」シリーズなど、福井を代表するお酒に出合えます。

店舗奥のカウンターでは「本日のテイスティング」3種類1500円を提供。人気の銘柄や季節限定酒など、個性豊かな日本酒の利き酒が楽しめます。ボトルで購入する前に味わいを確かめたいときや、手軽に「ESHIKOTO」限定酒を味わいたいときに、ぜひ利用してみてくださいね。

■ESHIKOTO(えしこと)
住所:福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17
TEL: 0776-63-1030(石田屋ESHIKOTO店)、 0776-97-9396(アペロ&パティスリーacoya)
営業時間:石田屋ESHIKOTO店は10~17時、アペロ&パティスリーacoyaは ランチ11時~13時30分LO、カフェ14~16時LO、モーニング9~10時LO(平日は予約制)
定休日:毎週水曜、第1・3・5火曜

■参考記事:【福井県】黒龍酒造が手がける複合施設「ESHIKOTO」で、福井の日本酒と食文化の魅力を体感!(配信日:2023.01.30)

Spot.9
越前漆器の酒器で日本酒を楽しむ/丸山久右衛門商店

落ち着いた光沢と華やかな朱が美しい「いろらら片口酒器セット(朱)」1万1000円。 ©丸山久右衛門商店

おいしいお酒を飲むときは、器にもこだわりたいもの。福井県鯖江市は日本一の眼鏡産地としても有名ですが、福井を代表する「ものづくりの町」として、伝統工芸が盛んな土地でもあります。

河和田町で古くから漆器を生み出してきた老舗「丸山久右衛門商店(まるやまきゅうえもんしょうてん)」は、宮内庁御用達の漆器店。日本酒をよりおいしく楽しめる酒器も手がけています。

©丸山久右衛門商店

直営ショップでは、酒器以外にもさまざまな用途の越前漆器を販売していますよ。

■丸山久右衛門商店(まるやまきゅうえもんしょうてん)
住所:福井県鯖江市河和田町21−4
TEL:0778-65-0011
営業時間:10~17時
定休日:土・日曜、祝日

■参考記事:【富山・石川・福井】日本屈指の酒どころ、北陸三県を日本酒でめぐる旅へ(配信日:2023.03.30)


まだまだ続く!
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2.【石川県】おすすめ観光スポット

石川県のおすすめ見学&体験スポット

Spot.1
金沢の広大な日本庭園・兼六園はこう回る!/兼六園

「徽軫灯籠(ことじとうろう)」

石高百万石を誇った加賀藩の面影を残す、大名庭園「兼六園(けんろくえん)」。水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園と称されています。延宝4年(1676)、金沢城の外庭として、加賀藩5代当主・前田綱紀が作庭。歴代藩主が時代ごとに手を加え、13代当主・斉泰によって現在の形に整えられました。

園内は広大で、ざっと1周するだけでも1時間以上はかかります。必見スポットだけ巡りたい人は30分、じっくりと見学したい人は2時間以上をみておくのがおすすめです。

桂坂口からスタートしたら、まずは記念撮影スポットのこちらへ!手前にある虹橋に立って、霞ヶ池と徽軫灯籠をバックに記念撮影するのが定番。「兼六園といえば!」の構図の写真が撮れますよ。

「霞ヶ池・唐崎松(かすみがいけ・からさきのまつ)」

霞ヶ池のほとりにある唐崎松は、松の景勝地である近江の唐崎から種を取り寄せ、実生から育てた黒松です。姿形の美しさは園内随一! 特に冬の雪吊りが施された唐崎松は必見です。

「曲水(きょくすい)」

曲水に架かる花見橋は、園内きってのお花見スポット。春は桜、初夏はカキツバタやツツジが咲いてとてもフォトジェニックです。絶妙な高低差によって曲水の流れが生まれていて、当時の高い土木技術と作庭の巧みさがうかがえます。

「時雨亭」

園内には和の情緒満点の食事処や茶屋も。明治の初めまで噴水前にあった「時雨亭(しぐれてい)」を、2000年に現在地に再現。呈茶(ていちゃ)も用意されていて、「季節の上生菓子付き抹茶」800円、「干菓子付き煎茶」340円などが味わえます。散策の休憩に立ち寄ってみては。

■時雨亭(しぐれてい)
TEL: 076-232-8841
営業時間:9~12時、13時~16時30分(受付は~16時)
定休日:年末年始

※令和6年能登半島地震の影響により、園内の一部が閉鎖されています。詳しくは公式サイトをご確認ください。

■参考記事:金沢の広大な日本庭園・兼六園はこう回る!季節ごとの楽しみ方、おすすめ見学ルートをナビゲート(配信日:2023.01.28)

Spot.2
現代アートに親しむ!体験型アート展示が人気/金沢21世紀美術館

撮影:石川幸史 提供:金沢21世紀美術館

「兼六園」や「金沢城公園」近くの観光ゾーンにある「金沢21世紀美術館」は、体験型の展示が特徴の現代アート美術館。≪スイミング・プール≫などの人気アート作品や期間ごとに替わる展覧会を鑑賞できる有料の展覧会ゾーンと、チケットがなくても楽しめる無料の交流ゾーンで構成されています。

現在、《スイミング・プール》および有料の展覧会ゾーンは、令和6年能登半島地震の被害による整備・修繕のため、6 月下旬まで休場予定です。無料の交流ゾーンでDXP2(デジタル・ トランスフォーメーション・ プラネット2)を2024年3 月24 日まで観賞いただけます。

≪市民ギャラリー 2004.10.09-2005.03.21≫(マイケル・リン/2004)

≪まる≫(SANAA/2016)

チケットがなくても楽しめる無料の交流ゾーンは、屋内、屋外どちらにもあります。屋内の休憩コーナーには、金沢で加賀友禅を学んだ作者がデザインした鮮やかな花模様の壁が。華やかで、写真スポットとしても人気。

さらに屋外には、この美術館を設計したユニット「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が製作した直径1.8mの16個の球体が結合したような形のパビリオンも。※恒久展示作品ではありません。

交流ゾーンにはアート作品以外にも、カフェレストランやミュージアムショップもあります!2004年のオープン以来、3000万人を超える来館者数を記録する金沢21世紀美術館。「まちに開かれた公園のような美術館」というコンセプト通り、誰もが親しみやすく楽しめます。是非金沢に訪れた際は、立ち寄ってみてくださいね♪

※展覧会ゾーンは、地震被害による整備・修繕のため、2024年6月下旬まで休止中となります。詳細は、公式サイトをご確認ください。

■参考記事:【金沢21世紀美術館のみどころ】≪スイミング・プール≫などの人気作品、予約方法、おすすめの写真の撮り方からカフェやミュージアムショップまでご紹介(配信日:2023.12.16)

Spot.3
圧巻!1万本のタンポポの幻想的な世界/アトリエHIMITO光水土

静かな時間が流れる奥の部屋

SNS映えするアートスポットとして注目の「アトリエHIMITO光水土(あとりえひみと)」。犀川(さいがわ)の川沿いの道に立つ、レトロなビルの1階にあるアトリエに一歩足を踏み入れると、1万本以上のタンポポの綿毛で作られた壮大なアートが広がり、そこはまさに非日常。

ふわふわの綿毛がテーブルを埋め尽くす

圧巻は奥の部屋。大きなダイニングテーブルはあふれそうなほどタンポポの綿毛で満たされて、まるで別世界に紛れ込んだような幻想的な美しさ!どこをどう切り取ってもステキな写真が撮れそうで、思わず撮影に夢中になってしまいます。

柔らかな光を放つピールアートのランタン

アトリエを代表するもう一つの芸術作品がピールアートです。グレープフルーツなどの柑橘類やタマネギ、卵の殻を使った自然に優しいアートで、アトリエでは豆電球でピールアートを内側から照らすランタン作品が、タンポポの綿毛と共に幻想的な空間を彩ります。

ここでしか撮影できないフォトジェニックな1枚を撮ってみてはいかが?

■アトリエHIMITO光水土(あとりえひみと)
住所:石川県金沢市中川除町51
TEL:076-224-3730
営業時間:10時30分~17時(最終入場16時30分)
定休日:不定休
料金:入場1000円(2回目以降は500円)

■参考記事:映えな金沢のアートスポット「アトリエHIMITO光水土」(配信日:2022.07.31)

Spot.4
新たな九谷焼を見て・知って・体験!/九谷セラミック・ラボラトリー

製土工場・ショップ・体験工房・レンタル工房・外土間を兼ねた、複合型の九谷焼総合施設「九谷セラミック・ラボラトリー(くたにせらみっく・らぼらとりー)」。九谷焼を新たな角度から知ってもらおうと、オープンした施設です。建築物は、世界的建築家の隈研吾氏の設計でこの建物を目的に訪れる人も多いんだとか。

施設内には広々とした展示スペースが広がります。こちらでは、花坂陶石からどのように九谷焼が出来上がるかが見学でき、もちろん購入も可能。扱われている商品は、絵付けされていないシンプルなものが多く、普段の食卓にも馴染みやすそうですね。

奥の工房では、ろくろや、手びねりでの成形、絵付けなど、さまざまな体験を行うことができます。専門のスタッフによる指導もあるので、初心者でも安心して参加することができますよ。

■参考記事:【石川県】加賀の国で、九谷焼の世界を見て・知って・体験!(配信日:2022.11.02)

Spot.5
九谷焼の銘品を鑑賞!絵付け体験も/KAM 能美市九谷焼美術館

「KAM 能美市九谷焼美術館(のみしくたにやきびじゅつかん)」は|五彩館||体験館|などからなり、九谷焼の歴史や製作工程が学べ銘品を間近に鑑賞でき、また作陶や絵付けの体験も楽しむことができる施設。

五彩館「黄色の間」

|五彩館|は紺青、朱赤、紫、緑、黄の五彩に分かれた館内で、江戸時代から続く数々の名品の常設展示のほか、随時特別展を開催しています。九谷焼の歴史について説明されたパネルなどもあるため、勉強になりますよ。

作品を鑑賞したあとは、|体験館|へ。こちらでは、気軽に参加できる絵付け体験、ロクロを回す作陶体験、本格的に陶芸を学ぶ陶芸教室と、興味や時間に合わせてコースを選ぶことができます。

絵付け体験では、自分で好きな器を選んだら体験スタート!絵付けに使用する絵具は、和絵具と洋絵具の2つから選ぶことができます。和絵具のほうが難易度が高いのですが、職員の方が詳しく説明してくれるので安心ですよ。所要時間は約1時間で、完成した作品は自宅に送ってもらうことも可能。世界で一つの自分だけの作品づくりを楽しんでみては? 

※|体験館|は改修工事のため、2024年2月から|五彩館|に会場を移し、絵付け体験のみできます。|体験館|リニューアルオープンは、2024年9月末を予定しています。

■KAM 能美市九谷焼美術館(のみしくたにやきびじゅつかん)
|五彩館|(ごさいかん)
住所:石川県能美市泉台町南56
TEL:0761-58-6100
営業時間:9~17時(入館は~16時30分)
定休日:月曜(月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始、展示替えのため臨時休館の場合あり
料金:一般430円

|体験館|(たいけんかん)
住所:石川県能美市泉台町南9
TEL:0761-58-6300
営業時間:9~17時(絵付け体験の最終受付は~16時、作陶体験の最終受付は~15時)
定休日:月曜(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始
料金:入館無料(体験料金は別途)

■参考記事:【石川県】加賀の国で、九谷焼の世界を見て・知って・体験!(配信日:2022.11.02)

Spot.5
縁起物の水引細工でアクセサリー作りを体験/平岡結納舗 本店

趣のある雰囲気の外観(写真提供:平岡結納舗 本店)

金沢の伝統工芸品である水引の専門店「平岡結納舗 本店(ひらおかゆいのうほ ほんてん)」は、手軽に水引の小物作りを体験できるとあって若い人にも人気。お店は金沢駅から北鉄バスに乗って「南町・尾山神社」で降りて徒歩2分の場所にあります。近江町市場から徒歩約10分ほどの場所でもあるので、市場観光と併せて是非立ち寄りたいスポットです。

落ち着いたたたずまいの店舗に入ると、店内至る所に水引でできた水引細工が!水引は縁起物としても大切にされているので、店内あちらこちらに水引細工があるのはとても縁起が良さそう♡

こちらでは、イヤリング(ピアスも可能)や水引ブローチ、水引キーホルダー、水引しおりなど、いろいろな水引の小物作り体験があるので、作りたいものを選んでぜひ挑戦してみてください。

購入できる水引細工の小物の例(2023年10月取材時点)

水引細工の小物はもちろん購入も可能。小さいブローチは350円から購入できて、1番人気の商品は600円の水引しおりとのこと。どれもかわいすぎる!

金沢らしさ溢れる「水引」を使った様々な体験は、記憶に残ること間違いなし!金沢に来た際は足を運んでみてはいかがでしょう。

■平岡結納舗 本店(ひらおかゆいのうほ ほんてん)
住所:石川県金沢市尾山町10-11
TEL:076-231-6770
営業時間:10~16時
定休日:火曜

■参考記事:【金沢】「平岡結納舗 本店」で水引のイヤリング作り体験に挑戦!水引細工の小物販売も(配信日:2023.11.22)

石川県のおすすめグルメ&スイーツ

Spot.6
北陸の素材使用の季節のスイーツが楽しめる♪/LE MUSEE DE H KANAZAWA

LE MUSEE DE H KANAZAWAの内観(写真提供:LE MUSEE DE H KANAZAWA)

「石川県立美術館」内にあるパティスリー&カフェ「LE MUSEE DE H KANAZAWA(る みゅぜ どぅ あっしゅ かなざわ)」。石川県七尾市出身の世界的パティシエ・辻口博啓氏が手掛ける、「素材」と「アート」、そして「おもてなし」がコンセプトのカフェです。

北陸の地元素材や季節のフルーツを使用し、洗練されたデザインで仕上げたスイーツはもちろん、お客さんに満足してもらえるようなおもてなしの心を常に大切にしているそう。

左から「セゾン ド ガトー」675円(イートイン687円)、「エーグル」702円(イートイン715円)、「セラヴィ」702円(イートイン715円)

こちらは、通年で人気のケーキ3種。ピスタチオの風味とベリーの酸味をホワイトチョコレートムースで包み込んだ「セラヴィ」は、辻口博啓氏が1996年「ソペクサ(仏大使館主催 仏食材を使ったプロの為の仏菓子コンクール)」で優勝を勝ち取ったもの。通年販売しているものの中では一番の人気です。

ほかにも、お土産や自分へのご褒美にぴったりな商品がずらり!石川県立美術館に行く方だけでなく、金沢に来た際はぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

■参考記事:【石川県立美術館内のカフェ】ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAでは北陸の素材を使用した季節ごとのスイーツが楽しめる♪(配信日:2023.11.23)

Spot.7
体験型アートカフェで五感を刺激するひとときを/金沢茶寮

金沢市のひがし茶屋街を見下ろす卯辰山の中腹にある体験型アートカフェ「金沢茶寮(かなざわさりょう)」。器の制作体験と、制作した器でお茶をいただく特別な体験プログラム(2時間6600円)が話題です。

プログラムは大きく2段階に分かれていて、最初のステップは器を作る約90分の体験。作品を手早く完成させることができる秘密は、塗りの作業に最先端の技法「金沢塗」を採用しているから。「金沢塗」とは金沢でも盛んな漆塗りの技法の総称で、「金沢茶寮」はこの「金沢塗」を現代風にアレンジしてプログラムに織り込んでいます。

「shu ha riチョコ」(左)1粒350円 ※数量限定

塗り作業後、仕上げに防水のコーティングをして、世界に一つだけのマイ器を完成させたら、いよいよ器にお茶を注いでいただきます。「金沢茶寮」のカフェでは、日本各地の上質な茶葉を独自にブレンドした日本茶「shu ha ri(しゅ は り)」を提供。「shu ha ri」は、茶道にも通じる日本古来の考え方「守・破・離」を基にしていて、基本形から発展形まで順に3種類の味わいで構成しています。いずれもハンドドリップでいれてくれますよ。

カフェには、「shu ha ri(しゅ は り)」のほか、日本茶の茶葉を盛り込んだ生チョコレート「shu ha riチョコ」や「抹茶パウンドケーキ」380円などのスイーツもあるので、自作の器のお茶と一緒にぜひ味わってみてください。

■金沢茶寮(かなざわさりょう)
住所:石川県金沢市卯辰町チ16-17
TEL:076-254-6647
営業時間:10~18時(体験の最終スタートは16時)
定休日:不定休

■参考記事:【金沢】体験型アートカフェ「金沢茶寮」で五感を刺激するひとときを(配信日:2023.01.05)

Spot.8
町家をリノベーション!和カフェで極上スイーツを/Cafe 甘 本店

明治21年(1888)創業の老舗和菓子店「越山甘清堂(こしやまかんせいどう)」がプロデュースする和カフェ「Cafe 甘 本店(かふぇ かん ほんてん)」。ひがし茶屋街や主計町茶屋街にも近い賑やかなエリアで、徒歩での市内観光のルートにも組み込みやすい好立地です。

カフェは、築100年以上の歴史を重ねてきた「金澤町家」の建物をリノベーション。元は書道筆などを販売していた商店で、外壁の一部のほか、梁や柱などは往時の状態を生かしながらカフェ空間に作り上げています。金澤町家の特徴である細い木の角材が折り重なった「木虫籠(きむすこ)」の格子窓も、趣深く味わいがあります。

「加賀棒茶ときな粉のパフェ」1200円

不動の人気を誇るのが「加賀棒茶ときな粉のパフェ」。加賀棒茶のゼリー、自家製バニラアイス、きな粉の生クリーム、白玉、粒餡などがグラスの中で層状に重ねられた「Cafe 甘」の看板パフェです。窓際の席から差し込む光に透かして見ると、底の部分で飴色に輝く加賀棒茶ゼリーが美しい!

今後は、発酵あんこを使用した新たなスイーツやドリンクの提供も予定しているとのこと。創業から100年以上にわたって金沢市民に親しまれている老舗和菓子店の、和スイーツの進化から目が離せません。

■Cafe 甘 本店(かふぇ かん ほんてん)
住所:石川県金沢市尾張町2-11-29
TEL:076-255-1578
営業時間:10時30分~18時(17時30分LO)
定休日:水曜

■参考記事:【金沢】2023年2月OPEN、老舗和菓子店の粋が詰まった和カフェ「Cafe 甘 本店」で極上スイーツを堪能(配信日:2023.05.23)

Spot.9
山海のネタをおしゃれに巻き巻き!体験型レストラン/COIL

「COIL(こいる)」がお店を構えるのは、金沢駅からバスで約5分の商業施設「かなざわはこまち」の2階。武蔵が辻交差点に面し、道路を挟んだ向かいには近江町市場がある好立地です。店内には、海外アーティストが手掛けた大きな絵が飾られ、和とエキゾチックな雰囲気が融合したおしゃれな空間。

「細巻き寿司のネタ6皿と天ぷらのセットコース」1980円 ※利き茶とスープは別料金

基本メニューは細巻き寿司と天ぷらのセットで、おすすめはネタ6皿+天ぷらのセットコース。ネタは約40種類の中から選ぶことができます。酢飯はネタの皿数にかかわらず細巻き寿司4本分が付いており、おかもちに入って運ばれてきます。

人気のネタはマグロやサーモン、金沢らしいノドグロやブリ。そのほか、厚焼き玉子やイクラといった定番のネタや季節限定食材に加え、ゴルゴンゾーラチーズや、アボカド&バジルタルタルなどの変わり種もあります。ネタは1種類ずつ、九谷焼の豆皿に盛られていて、地元のお客さんからも「こんな使い方があったのね!」と感激されるそう。伝統文化の魅力を再発見できる粋な器使いですね。

細巻き寿司を作る時には欠かせないアイテム“巻きす”でクルクルと巻けば、完成。「COIL」でなら、細巻き寿司を作りながら日本の伝統的な“食”や“モノ”の文化を気軽に体験できちゃいます。

見た目のフォトジェニックさも相まって、作って楽しく、食べて感激!そんな誰もが思わず笑顔になるスポットを、金沢旅のワンプランに加えてみては。

■COIL(こいる)
住所:石川県金沢市袋町1-1かなざわはこまち2F
TEL:076-256-5076
営業時間:11~21時LO
定休日:無休

■参考記事:【金沢】山海のネタをおしゃれに巻き巻き、体験型レストラン「COIL」で伝統の細巻き寿司を作って、味わう!(配信日:2022.08.10)

Spot.10
おいしいもの三昧!金沢市民の“台所”でグルメ探検/近江町市場

鮮魚や青果を中心に、加工品や衣類などさまざまなお店が約170店、小路の両側に軒を連ねる「近江町市場(おうみちょういちば)」は、観光客も多く訪れる金沢屈指の人気のスポット。地元では親しみを込めて「おみちょ」とも呼ばれ、金沢市民の台所としてこの土地の食文化を守り継いでいます。金沢駅兼六園口(東口)からバスで約10分、徒歩でも15分ほどの距離。

金沢名物のドジョウの蒲焼き、ウニの刺身や生ガキなどの生鮮食品のほか、地元民も大好きな「近江町コロッケ」など、お店の軒先のイートイン席で食べられる、ちょっとしたグルメもたくさん!

「近江町市場飲食街 いっぷく横丁」は、午前10時から開いている立ち食い・ちょい飲みができる場内のフードコートで、一品料理と地酒を楽しむことができます。憧れの昼飲みにぴったりの場所ですよ。

入ってすぐに目にとまるのが、金沢市民のソウルフード「金沢おでん」です。練り物や玉子といった一般的な具材はもちろん、香箱ガニの甲羅に脚の身や内子、外子、ミソを詰めた「カニ面」や、車麩など金沢独自のものもたくさんあります。また、バイガイやカキ、ホタテの浜焼き、ノドグロの握りやフクラギの刺身といった海鮮メニューも豊富。

季節によって店頭を彩る食材も変わるので、何度訪ねてもおいしい発見は尽きません。「近江町市場」に並ぶ名物を一口食べればその味に、金沢グルメのとりこになること間違いなしです。

■参考記事:おいしいもの三昧! 金沢市民の台所「近江町市場」でグルメ探検(配信日:2021.12.23)


まだまだ続く!
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