国宝や重要文化財を保有する非公開寺院の特別公開や、京都が誇る伝統文化の体験会など、京都ならではの様々な企画を手掛ける株式会社京都春秋。

今回、同社が主催する日本文化塾「ことなり塾」にて、紅葉の名所として知られる大徳寺の塔頭寺院「黄梅院」の2日限りの貸切イベント、大徳寺黄梅院 『錦秋晩餐会』が、2023年11月25日(土)・26日(日) に開催されます。

後醍醐天皇から「本朝無双之禅苑」と評された質実剛健な禅宗寺院、大徳寺の塔頭寺院である黄梅院。美しく手入れされ、整えられた庭園はモミジや苔で彩られ、晩秋には紅葉の名所として多くの参拝者が訪れます。

そんな紅葉の名所をゆっくりと楽しんでもらえるよう、今回の晩餐会では貸し切りの黄梅院を初めてライトアップする演出が施されます。

上品な光に照らし出された境内を舞台に、雅楽演奏、そして京料理の名店の料理が楽しめる幻想的なひととき。風情ある晩秋の夜に、静かで落ち着いた京都を堪能ください。

【開催概要】

開催日時:11月25日(土)・26日(日) 16:45~20:15

開催場所:大徳寺黄梅院

定員:各日 25名限定 ※完全予約制

参加費:1人 100,000円(税込)

事前予約必須:定員になり次第予約終了

予約: https://kotonarijuku.kyotoshunju.com/experience/861.html

問い合わせ:京都春秋 ことなり塾(075-231-7015)

イベント内容:

・ライトアップされた大徳寺黄梅院の拝観

・邦楽演奏(鳳笙)鑑賞

・京料理「木乃婦」特製「錦秋の懐石料理」の会食

■大徳寺 黄梅院

臨済宗大徳寺派大本山、大徳寺の塔頭寺院。永禄5年(1562)、当時28歳の織田信長が初めて上洛した際に、父・信秀の追善菩提のために小庵「黄梅庵」を建立したことに始まります。本能寺の変によって信長が急逝すると、羽柴(後の豊臣)秀吉がこれを徐々に増築し、天正17年(1589)に「黄梅院」と改めました。庫裡、鐘楼、客殿などは小早川隆景が寄進したもので、庫裡は禅宗寺院では現存最古のものとして重要文化財に指定されています。鐘楼に使用されている釣鐘は加藤清正が献上したもの。秀吉の軍旗「瓢箪」を象った空池を持つ「直中庭」を千利休が作庭しと伝わるなど、桃山時代の戦国大名、文化人と非常に縁の深い寺院です。

■ことなり塾

株式会社京都春秋が企画・運営をする最高級の日本文化塾。

世界有数の文化的魅力を持つ京都。弊社30年に及ぶ寺院や伝統文化の世界とのコネクションを活かし、本質的な文化体験を求める皆様に特別(ことなり)な時間を提供します。 https://kotonarijuku.kyotoshunju.com/