神戸・北野異人館街にオープンしたカフェ

© THE SULTRY STRAITS
「THE SULTRY STRAITS」があるのは、山陽新幹線・地下鉄新神戸駅から徒歩8分、各線三宮駅から徒歩15分ほどのところ。北野異人館街のメインストリートに面したお店で、北野観光の際に利用するのもおすすめです。

お店のオーナーは、シンガポール人のシルヴァナさん。何度も旅行で訪れるほどの日本好きで、シンガポールと雰囲気の似た国際都市・神戸を訪れたときに居心地のよさを感じ、「ここで自分のお店を開きたい」と思うように。シンガポールを中心に、多くの賞を受賞したパティシエに協力を呼びかけ、シンガポールスイーツがいただけるカフェをここ北野に構えることになりました。

お店のロゴはシンガポールの伝統文化の一つであるプラナカンタイルをモチーフに、シンガポールの国花である蘭(らん)と、日本の国花である桜を掛け合わせたデザイン。異国での開店は苦労も多かったようですが、「日本にシンガポールの文化やスイーツを広めたい」と話すシルヴァナさんの情熱に賛同したスタッフと共に、カフェ営業をしています。
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現地の味が楽しめる!シンガポールスイーツ

© THE SULTRY STRAITS
お店はテイクアウト、イートインどちらも可能。座席は店内席とテラス席があります。内装はシルヴァナさんが好きだという、シンガポールのラグジュアリーホテル「ラッフルズ・ホテル」をイメージし、白と黒を基調にしたスタイルに。シンガポールで買い付けたプラナカンタイルもインテリアに加えたオシャレな空間になっています。

1900年ごろに製造されたアンティークタイルも飾られている

テラス席のみペットの同伴可能。夕方には散歩がてらに立ち寄る愛犬家の人もいて、近所に住んでいる人たちの憩いの場にもなっているそうです。
そんな「THE SULTRY STRAITS」の看板メニューは、ほとんどのシンガポールの家庭にあるという「パンダンリーフ」を使用したスイーツです。パンダンはマレー半島に生息しているハーブの一種で、鮮やかな緑色が特徴。東南アジアでは料理やスイーツによく使われるそうで、ほんのり甘い香りがします。

パンダンを使用したスイーツの中でも、特におすすめなのが「パンダンロール」560円(テイクアウト550円)。ハーブの一種と聞いて強い香りを想像していましたが、クセは全くなく、思わず「う~ん!」とうなってしまうほどのおいしさ。これまで食べたことのない新感覚の味わいです。シンガポールを訪れたことがあるお客さまからは「懐かしい」との感想をいただくこともあるそう。

こちらは、イートインで人気の「アートケーキセット」1600円~。お好みのケーキとドリンクがセットになっています。今回はパンダンロールと、ドリンクにはシルヴァナさんおすすめのモクテル「The Little Red Dot(ザ リトル レッド ドット) 」をセレクト。

© THE SULTRY STRAITS
「アートケーキセット」のケーキにはメレンゲや生クリーム、エディブルフラワーの花びらがトッピングされていて華やか。飾り付けは都度変わるので、お店を訪れたときのお楽しみです!

ドリンクに選んだ「The Little Red Dot」は、ビールのように見えますがノンアルコールなのでお酒が飲めない人でも安心。クコの実と「シークレットオブシンガポール(緑葉)」をブレンドしたお茶と、フラワーブロッサムライチを組み合わせた、カクテルに似せたドリンクで、ライチの爽やかな香りと、フルーティーな味わいが楽しめます。

8月からは新商品の「シュークリーム」460円(テイクアウト451円)がメニューに加わりました。パンダンリーフを使用したテイストも発売されるので、ぜひ新作もお試しあれ!