島根県松江市では、秋の風物詩である光のイベント「松江水燈路」が、2023年9月23日~10月15日の土・日・祝に開催されます。

今年で21回目を迎える松江水燈路。期間中、築400年を超える国宝「松江城」や江戸時代から続く町並みが残る塩見縄手が、無数の行燈や光のオブジェに照らし出され、やさしい光に包まれます。

また、一年でこの時期だけ運航される「堀川遊覧船」の“夜間運航”では、塩見縄手のお堀沿いに並べられた行燈の光が水面にゆらめく様子や、松江城の北側に広がる“鎮守の森”をライトアップしながら運航する「光船」など、幻想的な光の情景が堪能できます。

市民手作りの行燈が、ライトアップされた松江城をバックに約500基並ぶ“手作り行燈展”や夜間の松江城天守登閣、小泉八雲記念館での演奏会や武家屋敷の特別ライトアップ、アートパフォーマンスなど、様々な企画が予定されています。また、松江堀川ふれあい広場と大手前駐車場での“宵屋台”や塩見縄手での“夜きつね縁日”も実施されます。

そして今回は、松江城・松江水燈路国際交流イベント協議会との共催により、2日間限定で平日に特別開催。当日は、石見神楽の特別公演や松江の伝統行事である“鼕”を体験できる企画の他、山陰のグルメやしまねの地酒のふるまいなど沢山の催しが予定されています。

松江の人々が作り、盛り上げ、温かく歓迎してくれる松江水燈路。たくさんの穏やかな光に包まれる幻想的な世界を、ぜひ間近でお楽しみください。

■松江水燈路とは

松江水燈路は、松江ライトアップ・キャラバン実行委員会が主催する、松江城周辺をライトアップする光のイベントで、城下町松江ならではの光と影が織りなす幻想的な風景を楽しむことができます。水燈路の目玉は、一年でこの時だけの「堀川遊覧船夜間運航」。船上より風情ある街並みが残る塩見縄手に目をやると、水燈路行燈が揺らぎ、また会場全体でたくさんの行燈が並びます。

【開催概要】

開催期間:2023年9月23日~10月15日の土・日・祝 計9日間

9/23(土・祝)、9/24(日)、9/30(土)

10/1(日)、10/7(土)、10/8(日)

10/9(月・祝)、10/14(土)、10/15(日)

平日特別開催:2023年9月28日、29日

開催時間:18:00~21:00

行燈設置エリア:

・松江城、塩見縄手通り

・松江堀川・地ビール館(ふれあい広場)

・堀川遊覧船の夜間運航を限定実施

※景観として、船上からも楽しめます

参加費用:なし

URL:https://www.suitouro.jp/