新幹線が野球バットに「転生」 JR東海とミズノが共同開発 「東海道新幹線再生アルミ」を使用

「東海道新幹線再生アルミ」が使われています。

JR東海とミズノが野球バットを共同開発

 JR東海とジェイアール東海商事、ミズノは2023年8月1日(火)、東海道新幹線車両に使用していたアルミをリサイクルした子供用の野球バットを共同開発したと発表しました。8月1日から予約を開始しており、10月14日から発売する予定です。

 バットの素材には「東海道新幹線再生アルミ」を95パーセント使用。リサイクルアルミでバットを作成することは技術的に難易度が高いものの、野球バットに適した成分調整を行って製品化が実現したといいます。

 

 主に小学1~3年生の使用を想定しており、子供でも振りやすい仕様になっています。カラーはホワイト×ブルー、シルバー×ブルー、イエローの3種類があり、N700系の再生アルミから製造されたドッグタグが付きます。

 

 販売本数は1400本を予定。価格は1万4300円(税込)で、ミズノ直営店やミズノ公式オンラインで販売されます。