本誌でもおなじみのクラフト作家・長野修平さんが披露したカレーは、野菜も肉も丸ごと使った、まさに豪快な一皿。

里山暮らしをする長野さんとは、切っても切れない関係である焚き火の熱をフル活用して作り上げる!

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長野 修平さん
ネイチャークラフト作家として、イベントやワークショップで活躍する一方、自宅を改築し続けるセルフビルダー。

焚き火の力をフル活用した超・豪快カレー、ここに誕生!

「どのスパイスを入れたら、どんな味の変化になるか、それぞれのスパイスの特徴を知っておくとカレー作りが楽しくなるよ」と、長野さん。

出来上がったのは、ボリュームがありながら、ペロッと食べられる素材の旨味が詰まったカレー。
野菜を崩しながら食べると、味の変化も楽しめる。

材 料

豚スペアリブ 1kg(漬け液)
ヨーグルト大6+スパイス適量
塩・コショウ 適量
タマネギ 小5個
トマト 中3個
ナス 3本
にんにく 3片
しょうがスライス 3枚
ご飯
ライム

スパイス(漬け液+最終調整に使用の全量)
ターメリック 大さじ5
クミン 大さじ3
カルダモン 大さじ2
コリアンダー 大さじ2
シナモン 大さじ1
レッドチリペッパー 大さじ1

手 順

①上下を切り落としたタマネギをスキレットで1時間スチームロースト(上火のみ)。

②次にナスを丸ごとスキレットへ入れ水を足して、再びスチームロースト。

③一晩漬け込んだスペアリブは、おきの遠火で1時間ほどスキレットの上で網焼き。

④にんにくは潰して、しょうがのスライスとともにさっと網であぶる。

⑤丸ごとトマトと②③をスキレットへ入れ、ひたひたに水を足して 上火でさらに1時間強ロースト。

⑥最後にスープで溶かしたスパイスを加えて、味を仕上げていく。

⑦ご飯にライムを搾りかけながらいただく。

肉も野菜も丸ごと入った豪快カレー。野菜を崩しながら食べると、とろみがついて味にも変化が。ボリューミーな見た目とは違って、あっさりと繊細なカレーの味わいを楽しむことができる。

クッキングスタイル

「焚き火」こそが、長野流キッチンスペース。直火の熱をコントロールしながら、カレーを仕上げていく。

キャンプメイドのリッドホルダーの上に網をのせてスペアリブを焼いた。

テンマクデザインのキングトングは、さまざまなものがつかめて便利だという。

PHOTO/中里慎一郎 逢坂 聡
出典/ガルヴィ2017年8月号

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