40か月ぶりに2機のANA巨大機「A380」、揃ってホノルルへ… 成田空港に「2匹のウミガメ」並ぶ

乗客数を見ても、かなり好調な滑り出しです。

2020年3月以来

 2023年7月21日、成田空港からANA(全日空)の超大型旅客機、エアバスA380「フライングホヌ」が、2機相次いでハワイ・ホノルルにむけ出発しました。1日に2機の「フライングホヌ」が定期旅客便を担当するのは、新型コロナウイルス感染拡大による国際線減便が始まった2020年3月以来、3年4か月ぶりのことです。

 ANAでは、同日より成田~ホノルル線をすでに「フライングホヌ」で毎日運航されているNH184便(20時10分成田発)に加え、NH182便(21時30分成田発)を増便し、8月31日までは、毎日2往復の「ダブルデイリー」での運航になりました。そして、このたび増便されたNH182便のうち、火・金・日曜は「フライングホヌ」が同便を担当します。

 ANAではA380を、成田~ホノルル線の専用機として2019年から導入。機体には、渡航地のハワイ・ホノルルにちなみ、同エリアで神聖な生き物とされる「ウミガメ(HONU)」の特別塗装を施し、「空飛ぶウミガメ」を意味する「フライングホヌ」という愛称をつけています。客席数は520で、ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーの4クラスで構成されています。

 2機の「フライングホヌ」が揃ってホノルルに向かったこの日、NH184便を「ANAブルー」の特別塗装をもつ1号機(JA381A)が担当。514人が搭乗しました。ついで出発したNH182便は、「ハワイの海」をモチーフとした特別塗装を持つ2号機(JA382A)が担当。499人が搭乗しています。両便出発時は、ANAスタッフによる横断幕とペンライトを用いた見送りが実施されています。

 なお、ANAでは「フライングホヌ」を3機保有していますが、現在稼働しているのは1号機、2号機のみ。2021年10月に納入された、オレンジの胴体カラーが特徴の3号機(JA383A)は、まだ一度も乗客を乗せて飛んだことがなく、投入の見込みも未定となっています。この日も3号機は、飛び立つ2機をターミナルの駐機場から離れた整備地区から見送っています。