壮観! グアムで日米英豪加仏参加の6か国エレファントウォーク実施 中ロへの牽制か?

太平洋の上でF-35と「ラファール」、米仏の戦闘機が並びました。

日本からはC-130H輸送機が参加

 アメリカ太平洋空軍(PACAF)は2023年7月19日、グアム島にあるアメリカ空軍のアンダーセン飛行場で、日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、フランスの6か国で一大「エレファントウォーク」を実施したと発表しました。

 「エレファントウォーク」は、日本語では多数機発進準備訓練と呼ばれるもので、複数の航空機が滑走路においてタキシング(地上滑走)し、多数機による運用能力や即応態勢を確認するものです。

 起源は、一説によると第2次世界大戦中の連合国軍の爆撃機部隊だそうで、その後、アメリカ空軍において部隊の作戦能力を誇示したり、士気を向上させたりといった目的で行われるようになったそう。そして、大型機が並ぶ様子を象が集団で歩くのにたとえて、「エレファントウォーク」と名付けられたといいます。

 今回、グアムで実施されたのは機種も多様で、ステルス戦闘機F-35「ライトニングII」を戦闘に、フランス軍の「ラファール」戦闘機、C-130およびA400M輸送機、B-52H戦略爆撃機、KC-135空中給油機、C-17「グローブマスターIII」大型輸送機、そしてA330MRTT空中給油・輸送機などが滑走路上に並びました。

 日本からは航空自衛隊の第1輸送航空隊第401飛行隊に所属するC-130H輸送機が参加しており、ただ1機のみ濃緑色主体の迷彩塗装が施されていたため、存在感を醸し出していました。

 なお、日本海では同時期に中ロ両国の海軍艦艇による合同会場演習が始まっています。