雨の日のキャンプはどうしても道具が湿っぽくなってしまうし、泥で汚れてしまいがち。
そこで少しでも快適に過ごす雨の日のTipsを紹介しよう。

もちろん、今回ご紹介するのは、あくまで少量の雨が降っている場合の話。
大雨が降っていたり、ゲリラ豪雨の可能性や台風が近付いているなど、身の危険が少しでもある場合はキャンプ自体を中止しよう。

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吊るしておけば道具を濡らしにくい!

ランタンやライター、小型トーチなど使用頻度の高い小物はハンギングチェーンを使って吊り下げる。
レインウエアや傘も場所を決めて吊り下げておけばほかの道具を濡らさずにすむ。

子どもが利用しやすい縦利用

ハンギングチェーンをポールに沿って縦にのばし、地面側はペグダウン。
こうしておけば、背の低い子どもの道具を引っかけておける。縦方向と横方向、空間を上手に利用しよう。

濡れて困るものはタオルとともにバケツへ

スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラなどなるべく濡らしたくないものは折りたたみバケツが指定席。使用後に水分を拭き取れるようタオルも入れておこう。

地面に直置きするのはNG

重い道具はボックスにまとめてベンチやコットの上で保管する。
人気の木製3段ラックも便利だが、地面との接地面積が小さい方が後片付けは楽だ。

Sカンやカラビナが大活躍

小物を吊すときに活躍するのがSカンやカラビナだ。自在に曲がり、適度に強度がある針金はハンガーがわりにレインウエアを吊すときに使える優れものだ。

厚手布と棒、ペグで小物置き場を自作

コンパクトカーユーザーなど、ラックやベンチといった大型ファニチャーを増やしたくない場合は、厚手の布とペグ、木の棒などで簡易小物置き場を自作してもいい。
これならくるっと丸められるし軽量・コンパクト。

テント入り口に小さなチェアを配置

テントとタープを接続。さらにテント入り口に小さなチェアかベンチを置いておこう。
こうすることで面倒なレインウエアや長靴の脱ぎ着が落ち着いてできる。

フライとインナーの空間を確認

フライシートとインナーテントの間に空気の層があることは、快適に眠るための必要条件だ。
張り綱をピンと張って、風によって空気の層がつぶれないように調整しよう。

グラウンドシートや防水シートはたたみ込む

インナーテントの下に敷くグラウンドシートがはみ出るとテントとシートの隙間に雨がたまる。
大きなグラウンドシートは折りたたみ、テントからはみ出ないよう調整しよう。専用設計のシートもズレていないか確認しておこう。

PHOTO/中里慎一郎
TEXT/大森弘恵
出典/ガルヴィ2019年6月号

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