東京の北の玄関口で博物館や美術館、神社仏閣などが集まる街・上野。上野動物園でパンダを見るのはもちろん、絵画や仏像などのアート、美味しいグルメを食べて楽しみたい・・・。そんなあなたにピッタリな筆者考案の日帰り観光のモデルコースをご紹介します。

上野ってどんなところ?


上野公園内にある「西郷隆盛像」

上野は「東京の北の玄関口」として栄えている町。駅から歩いてすぐの場所にある上野恩賜公園を中心に動物園や博物館、美術館などが集まっており、外国人を含め、多くの観光客が訪れています。また上野駅周辺には「マルイ上野」をはじめとしたデパートや飲食店も集まっており、グルメやショッピングも楽しめます。

【スポット情報】

上野恩賜公園


JR山手線

上野へは東京駅からJR山手線または京浜東北線を利用するのがおすすめ。約8分で到着します。羽田空港からは東京モノレールで浜松町駅まで移動した後、山手線または京浜東北線に乗り換え。約33分で上野駅にアクセスできます。

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9:30 恩賜上野動物園でパンダを含む動物たちに会いに行こう!


恩賜上野動物園

旅のスタートは上野のシンボル「恩賜上野動物園」から!明治時代に開園した日本で最も歴史のある動物園で、ジャイアントパンダをはじめ、サイやアジアゾウ、ハシビロコウなど、約300種3,000点の動物たちが飼育されています。週末は家族連れの観光客で賑わっているため、時間に余裕を持って来園することをおすすめします。


ジャイアントパンダ・「シンシン」

動物園の注目スポットはジャイアントパンダが飼育されている西園。園内にある「パンダのもり」では、2005年に生まれたメスのシンシンやオスのリーリー、その子どものシャオシャオレイレイと会えます。2023年6月現在、観覧するための待機列が整備されており、観覧時間が制限される場合もあるので、最新の情報をチェックしてから見るようにしましょう。


キリン

その他にも西園では多彩な動物たちが生息しています。「アフリカの動物たち」のコーナーではキリンアイアイフラミンゴ、キツネザル”など、かわいい顔をした鳥類や哺乳類の生きものたちと出会えます。


ホッキョクグマ

また東園ではホッキョクグマをはじめ、絶滅危惧種に指定されているスマトラトラや、体重100キログラム以上あるニシゴリラなどが暮らしています。園内は広いので、見たい動物を決めてから散策するようにしましょう。


寛永寺・五重塔

動物たちだけでなく、史跡があるのも見どころのひとつ。正門から少し歩いたところに五重塔が建っています。元々上野動物園は徳川家の菩提寺だった東叡山 寛永寺(ひがしえいざん かんえいじ)の境内の一角。江戸時代前期に火災で焼失しましたが、その年に再建されました。

動物園を散策したところでお土産も買いましょう。東園のアジアゾウの運動場前にあるギフトショップ「リンクトランク」ではパンダのぬいぐるみ(1個・税込605円~)や、リボンチェーン(1個・税込1,298円)、ポチ袋(5枚入り・税込220円)など、動物たちのオリジナルグッズを取り揃えています。

【スポット情報】

恩賜上野動物園