大自然のなかで自由な時間を堪能できるキャンプ。
でもそこには、当然ながら最低限のルールやマナーがある。
悪気はないのに知らず知らずのうちに迷惑をかけていた……なんてことが起こらないよう、キャンプ場でのルール、マナーを予習しておこう!

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キャンプ場のルール編

中止する場合は必ずキャンセルの連絡を

天候によるキャンセルについてはキャンプ場によって対応が異なる。中止する場合はとにかくキャンプ場に早めに連絡を。
キャンセル料が発生するキャンプ場もあるので注意。

予約時にきちんと確認しておくことが大切。複数のキャンプ場を仮押さえして、当日キャンセル、なんてことは厳禁!

チェックイン・アウト時間を守ろう

ホテルや旅館とおなじように、チェックイン、チェックアウト時間が定められているキャンプ場がほとんど。
あまり遅いと、キャンプ場の方も心配してしまいます。渋滞などで遅くなる場合は、キャンプ場に一報を入れておこう。

ペットキャンプにもマナーとルールあり

自然のなかだからといって当然ペット連れもOKと考えるのは間違い。ペットNGの場合もあるので注意。
反対にドッグラン付きの区画サイトのあるキャンプ場などもあるので、愛犬家キャンパーさんは事前によく調べておこう。

ゴミの分別は決まりを守って

キャンプ場にはそれぞれ、ゴミの捨て方のルールがある。分別の仕方、捨てる場所や時間帯、ゴミ袋の指定などさまざま。
なかにはゴミはすべてお持ち帰り、というキャンプ場も。サイトにポイ捨てなんてことは、言語道断!

キャンプ場のマナー編

人のサイトを突っ切るのはNGと心得よ

自分たちのテントサイトの隣りは、他人の敷地。当然ながら、勝手に侵入したり、近道だからといって突っ切ったりするのは厳禁。
区画のないフリーサイトでもそれはおなじこと。プライベートな空間をお互いに守ろう。

電源サイトでは使用電力に注意

電源サイトには使用できる電気量の上限がある。
電気カーペットや電気ストーブなど、消費電力が大きいアイテムを同時に使用するとブレーカーが落ちてしまい、周囲のサイトに迷惑をかけてしまうので要注意!

恥ずかしがらずに挨拶を

お隣のサイトのキャンパーさんや、キャンプ場ですれ違った人とは気持ち良く挨拶をしよう。どんな人が隣にいるのかが分かると、お互いに安心できるもの。
出かけるときにひと声かけておけば、盗難などのトラブル対策にも。

夜の宴はほどほどに

シーンと静まり返ったキャンプ場の夜は、車のドアの開閉音などちょっとした物音もよく響く。
消灯時間がとくに決められていなくても、21〜22時頃を過ぎたら近隣サイトの迷惑にならないよう、静かに過ごそう。

自然を大切に!

キャンプ場によっては、炊事場や水場の排水が地面や川に流れ出てしまう場合も。
合成洗剤や化学成分を含む歯磨き粉は、優れた洗浄力、殺菌力がある一方、環境にも負荷をかけてしまう。使用は極力控えよう。

オーラルピース アウトドア アドベチャー トゥースペースト 1000円

化学合成成分フリーのアウトドア用歯磨きジェル。
天然由来成分のみでできていながら、口内の原因菌にしっかりアプローチ。美しい自然に吐き出しても成分解されるので環境にダメージを与えない。

Illstration/高橋未来
Text/加茂光
出典/ガルヴィ2019年6月号

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