滋賀県大津市の琵琶湖汽船株式会社が企画する『初夏を楽しむほろ酔いクルーズ』が、2023年6月24日(土)に運航されます。

これは、「琵琶湖八珍」が誕生してから今年で10周年の節目を迎えることを記念して企画されたものです。琵琶湖八珍の提唱者である大沼芳幸氏を講師に迎え、びわ湖を巡りながらびわ湖の食文化の解説や琵琶湖八珍誕生秘話などを学ぶことで、びわ湖の魅力を再発見できるカルチャークルーズです。

■琵琶湖八珍とは

びわ湖にはアユやフナなど多くの魚介類が生息しており、その中でも、びわ湖の特徴的な8種類の魚介類を総じて「琵琶湖八珍」と呼び、新たな食のブランドとして発信されています。

「琵琶湖八珍」は、2013年に県立安土城考古博物館が開催した企画展「華麗なる漁と美味なる味」で来場者への湖魚料理人気アンケートの2万件を超える投票結果を基に、供給量などを考慮して選定されたものです。

<琵琶湖八珍>

ビワマス、小鮎、ハス、ホンモロコ、ニゴロブナ、スジエビ、ゴリ(ウロリ)、イサザ

クルーズでは途中、日本で唯一、湖に浮かぶ有人島で漁業が生活の中心である「沖島」に上陸し、今春リニューアルオープンしたばかりの「おきしま資料館」を見学。そして沖島出港後は地元の漁師直営店による琵琶湖八珍を中心とした特製湖魚弁当とお酒を用意。また、船でしかできない、白鬚神社の湖中大鳥居側からの湖上参拝も体験できます。

びわ湖の湖魚とお酒を楽しみながら学ぶカルチャークルーズ。雄大なびわ湖のクルーズを満喫してみませんか。

【『初夏を楽しむほろ酔いクルーズ』概要】

企画名:『初夏を楽しむほろ酔いクルーズ』(事前予約制)

就航船:高速船「メグミ」(旅客定員200名、座席数80席)

募集人員:40名(最少催行人員20名)

開催日:6月24日(土)

料金:大人12,000円、小学生 7,500円 

<乗船料、昼食代、ドリンク(ビール・日本酒・ソフトドリンク)代、おきしま資料館入館料込>

行程:大津港10:30発→堅田沖→沖島 上陸(おきしま資料館見学・散策 約60分)→船内にて、昼食タイム→白鬚神社湖上参拝→大津港15:45頃着

《講師》 大沼 芳幸 氏

琵琶湖をめぐる文化史を考古・歴史・美術・民族・漁業環境など幅広い視点から研究し、その成果の普及活動を行っている。特に、精神文化の視点から独特の城郭論を展開するほか、随筆家の白洲正子の作品を通じて琵琶湖の文化の魅力発信に力を入れている。著書に「白洲正子と歩く琵琶湖」シリーズ「琵琶湖八珍」・「信長公記を歩く」・「明智光秀と琵琶湖」「近江の聖徳太子」など多数。

NPO法人歴史資源開発機構主任研究員 滋賀県立安土城考古博物館元副館長

備考:

※最少催行人員に満たない場合は、催行を中止する場合があります。

※天候により、予定の航路・行程を変更する場合があります。

※本クルーズは実施3日前からキャンセル料が発生いたしますのでご注意願います。

※参加費は全て消費税込みの金額です。

申込方法:琵琶湖汽船㈱ 予約センター(TEL 077-524-5000/受付9:00-17:00)

公式ホームページからも予約可能:

https://www.biwakokisen.co.jp/season_event/30852/