“食パラダイス鳥取県”は、一年をとおして楽しめる魚介や果物お米など美味しい食材の宝庫。5月26日(金)に販売が開始された「大栄西瓜」は、大山の裾野に広がる黒土を中心に作られる、甘くてジューシーな初夏の味覚です。今年は3月~5月にかけて日照時間が長かったため、例年以上の甘いスイカが堪能できます。他にも鳥取県が誇る美味しいスイカが登場します。

■鳥取県産「スイカ」は今が狙い目!?栄養価も豊富

夏の味として真っ先に思い浮かぶ「スイカ」。鳥取県のスイカは、生産量が全国第5位(令和3年産野菜生産出荷統計)を誇ります。日照時間が長く朝と夜の気温差が大きい春に交配し実を太らせることで糖をたくさん蓄えたおいしいスイカが、6月から7月にかけて全国へ出荷されます。

「スイカ」の栄養について、その瑞々しさからほとんどが水分と思われがちですが、昔から漢方としても利用されていたように、果汁には利尿作用があるカリウムなどミネラルも豊富。暑い夏には体の熱を下げ尿と一緒に余分な塩分を排泄するのでむくみ改善に良いと言われています。また、糖分と水分をバランスよくとれるため熱中症対策にもおすすめです。

■鳥取を代表するスイカの産地、北栄町(ほくえいちょう)の「大栄西瓜」

「大栄西瓜」とは、鳥取県内でも有数のスイカの産地北栄町(旧大栄町)で栽培される大玉スイカです。この「大栄西瓜」は、地理的表示保護制度(GI認定)に登録されており、北栄町で栽培された形状、品質にばらつきの少ない安定した品質のスイカとして評価されています。

北栄町のスイカは県内で最も生産量が多く、人気の高いブランドスイカです。その栽培は100年以上前から行われているといわれ、とても歴史のあるものです。

■ユニークな名前が特徴!鳥取が誇る、美味しいスイカたち

<黒皮スイカ「琴浦がぶりこ」>(琴浦町)

出荷時期:6月下旬~7月上旬

黒い皮が特徴のスイカ。種がほとんどなく、ガブリガブリと食べられます。

<「とまり美人」>(湯梨浜町)

出荷時期:6月

甘み・食味・後味がそれぞれしっかりと感じられる、三拍子そろったバランスの良い大玉スイカです。

<極めた実「極実西瓜」(ごくみ)>(倉吉市)

出荷時期:7月上旬、9月上旬

一般的にスイカ栽培は、かんぴょうなどに接ぎ木をして育てますが、極実西瓜は、スイカの台木に接ぎ木を行い、スイカ本来の味と食感を極めています。

<食卓を彩るスイカ「とまり漬け」>

漬物専用の「源五兵衛西瓜」という小ぶりなスイカを使用した漬物です。ごはんのおともや、お茶うけ、晩酌のアテにも好まれています。

100グラム程度の大きさで収穫し、芳醇な酒粕に1年以上つけることで、ちょっと甘めの「粕漬け」にも。その他、醤油にじっくり漬け込んださっぱりとした「醤油漬け」も人気です。

■スイカの名産地・北栄町で堪能!ご当地スイカスイーツ

<道の駅 大栄>スイカソフトクリーム

北栄町の国道9号線沿いにある「道の駅 大栄」で販売している「すいかソフトクリーム」。淡いピンク色のすいかソフトクリームは、一口たべるとスイカの香りと甘みが口の中いっぱいに広がります。この道の駅で大人気の一品。

<cafe no—ka/カフェノーカ>スイカかき氷

スイカ農家のオーナーが何度も試作を重ね、その度に納得できずなかなか完成しなかったメニュー。スイカ果汁入りのシロップとチーズクリームの塩味がかき氷とマッチ!ボリューム満点で食べ応えがしっかりあります。

<スイカジュース>

オーナーの農園・池口農園産スイカを100%使用した、フレッシュなスイカのジュース。加糖も調味もしていない、自然の甘さと、夏先取りの爽やかさをお楽しみください。テイクアウトも可能。

スイカをそのままいただくだけでなく、鳥取県を訪れた際は、スイカを使用したご当地スイカスイーツもぜひ味わってみてください。

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