みなさんこんにちは!昨年から静岡によく行くようになったライターのえいたです。

静岡県というと富士山や伊豆半島の温泉、浜名湖のうなぎなどが有名ですが、県庁所在地の静岡ってなにがあるの? と思う方いらっしゃるのではないでしょうか。そんな静岡駅界隈や周辺の街で、仕事の合間に見たり食べたりしたものを今回はご紹介いたします。

特にツナ缶直売所と刺身定食のお店は、清水出身の会社の先輩NJさんが静岡で仕事をしてるならぜひ行ったらいいと教えてもらったところですので、記事を読んで「これは面白そうだ!」と思ったらブックマークしてお出かけください。

目次

さくらえびの街・由比のレトロな街並みと由比缶詰所直売所
平日ランチも行列必至のいわし料理の善(よし)でいただくランチ
静岡駅周辺の見所
最後に

さくらえびの街・由比のレトロな街並みと由比缶詰所直売所

ある日、会社の先輩から「静岡によく行くなら、シーチキンよりうまいツナ缶知ってる?」と聞かれ「恥かしながら知りません」と答えたのが、由比缶詰所の直売所へ行くきっかけになりました。

1. JR東海道線 由比駅からレトロな街並みを散策

新幹線を静岡駅で降りて、在来線の東海道線で東京方面へ5駅戻ります。(約20分)



<JR由比駅は静かな佇まい>



<由比桜えび通り>

名物桜えびのオブジェ看板がお出迎え。

由比は東海道五十三次の宿場でもありました。

さくらえび、しらすを食べさせてくれるお店発見! 定休日…(残念)



<真っすぐではない旧東海道の街並み>

創業文政元年! 西暦にすると1818年で11代将軍家斉の時代です。凄いっ!!

民家にしては重厚な建物です。

近寄ってみると案内の看板がありました。せがい造りと下り懸魚という建築様式だそうです。

>>せがい造りと下り懸魚の詳細はこちら

15分ほど歩いたでしょうか、由比川橋の手前を曲がります。

この先には広重美術館や由比宿本陣跡などがありますが、寄り道せず由比缶詰所へ直行です。

2. いよいよ由比缶詰所直売店に到着

工場の建物がありました。

工場の一角に缶詰直売所がありました。

入り口を入るとネオン看板がありました(おっしゃれー★)。

店内はシンプルで、セット販売のサンプルが並んでいました。それぞれに番号が付いていて、販売カウンターで番号を伝えて買い物をする仕組みです。

購入カウンターはこんな感じ。セット品の他にバラ売りの缶詰めもありました。

発送もできます。

この日は平日の午前中にも関わらず、私以外にも数人のお客さんがお店を訪ねていました。由比缶詰所を教えてくれた静岡出身の先輩曰く、「この地域では贈答品などにも用いられる」んだそうで、やってくる人たちは皆、大人買いをしていました。

こちらは私が購入した品物。綿実油漬け缶(ホワイトシップ印)のフレークとファンシー、特撰まぐろオリーブ油漬のフレークとファンシー、そして手前は発売後3年目で300万缶を売り上げたという、めんツナかんかん。

帰宅後すぐに、めんツナかんかんをいただきました。美味いです!!私は酒のつまみに、家族は熱々のごはんにのせていただきました。美味しさが伝わる写真でないのが残念。。。

気になる方は通販もありますので、こちらをご覧ください。

>>オンラインショップはこちら

※店内は許可を得て撮影しました

【由比缶詰所(直売所)基本情報】

住所:静岡県静岡市清水区由比429-1
TEL:054-375-2121(由比缶詰所代表)
営業時間:8:00~17:00
※土日・祝日は営業していません、公式サイトのカレンダーを確認してお出かけください
公式サイト:由比缶詰所(直売所)

3. 釜揚げのしらすが店頭に並ぶ鮮魚店

再びJR由比駅を目指して、もと来た道(由比桜えび通り)を歩きます。

由比缶詰所に向かう途中にも気になっていた魚屋さん。店先をのぞくと、行きにはなかった釜揚げしらすがドーンと並んでいました。

周辺には通りに面した工場があり、大きな釜で茹でている風景を外から見ることができます。まさにできたての釜揚げしらすです。食べたかったのですが、このあと行くところがあったので、お店のご主人に断って写真だけ撮らせていただきました。

ご主人曰く「写真を撮るだけなんてもったいないなー」。(ごもっともです。。。)

しらすはちょうどシーズンが始まったところでした。通常は3月中旬から翌年1月上旬に水揚げされます。朝に出漁し水揚げした後、ただちに競りが始まり、競り落としたしらすを自社工場に持ち帰り、大釜で茹で店頭に並んだものと思われます。

新鮮なしらす、食べたかったー!

平日ランチも行列必至のいわし料理の善(よし)でいただくランチ

気になっていた魚屋さんに行かずに向かった先は、清水駅です。静岡駅へ戻る途中の清水駅で途中下車をしてまで立ち寄りたかったお店があったからです。そのお店とは、こちらも静岡出身の先輩から「由比に行ったら清水で降りてここに行くべし!」とすすめられたいわし料理の有名店「善(よし)」です。

JR清水駅ではテレビアニメの人気キャラクターとサッカーチームのマスコットキャラクターがお出迎えしてくれます。

ほぼ清水駅にあるといってもいいほど駅から至近にありました。看板の店名の書体が期待を盛り上げてくれます。

開店の15分前に着いてしまい「支度中」の看板が。でも、平日にもかかわらず5分前くらいから並んでいる人がいましたので、早めに着いて正解。

本当はいわしのフルコースを食べたかったのですが、時間がかかるようでしたので「ちょっと豪華な刺盛り定食(1,600円)」をいただきました。ランチ時だけあって注文から配膳まで3分ほどのスピードでした。ちなみに、1人で訪れたので1人用のカウンター席に案内されました。

新鮮な刺身が6種類です! ちょっと豪華どころか、かなり豪華な内容です!

おや、何のサラダだろう? と思いきや、いわしの南蛮漬けの小鉢でした。お酒が欲しくなるほどの美味しさです。

いわしのつみれ汁です。いい出汁が出ていました。鰹節の独特な、そしてさわやかな香りが鼻孔をやさしく上ってゆきます。つみれ団子もふわふわです。こんなに柔らかいのになぜ形が崩れないんだと思うほど。

あっという間に完食です。これは開店前に並びますよね。コスパ最高です。ごちそうさまでした。

【いわし料理の店 善(よし)基本情報】

住所:静岡市清水区辻1-1-23
TEL:054-367-9601
営業時間:昼11:30~14:00(L.O.13:30)/夜17:30~21:00(L.O.20:30)
公式サイト:いわし料理の店 善(よし)

静岡駅周辺のみどころ

静岡県に行くときは静岡駅周辺に宿をとることが多いので、ご当地グルメや徒歩で行ける範囲の見どころにも(散歩程度ですが)出かけるようにしています。

1. 2023年度は大河ドラマ館もある静岡浅間神社

静岡駅からバスでも行けますが、徒歩で15~20分ほどで静岡浅間神社へは行けるので、この日は徒歩で向かいました。写真は静岡浅間神社へ続く浅間通り入り口にある鳥居です。浅間通りには色々なお店が軒を連ねています。

静岡浅間神社は、神部(かんべ)神社・浅間(あさま)神社・大歳御祖(おおとしみおや)神社の三社を総称して静岡浅間神社といいます。境内には麓山神社、八千戈神社、少彦名神社、玉鉾神社の四社も鎮座しています。その七社を巡って御朱印を貰う「七社参り」をすることができます。

浅間通りから信号を渡って赤鳥居を潜ると最初に大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)があります。主祭神は大歳御祖命です。

続いて、八千戈神社(やちほこじんじゃ)を参拝します。主祭神は八千戈命(大国主命)です。

大拝殿です。こちらは神部浅間両神社の拝殿で、文化11(1814)年に竣工されました。楼閣造りで高さが25mあり、ひときわ立派な建築になっています。

大拝殿の前にある舞殿です。江戸時代後期に造営された社殿中唯一素木造りで、立川流彫刻も施されています。他の朱塗りの建物に比べると素朴な感じがします。

舞殿のさらに前に楼門があります(参拝の順序が逆だったかも…)。神部神社と浅間神社の楼門で、総漆塗で、彫物には「水呑の龍」「虎の子渡し」などがあります。

大歳御祖神社から参拝を始めたので、一番奥にあったのが玉鉾神社です。御祭神は国学の四大人と言われる羽倉東麿・岡部真渕・本居宣長・平田篤胤です。

その近くに少彦名命神社がありました。神部神社の末社十四社の神々を相殿に祀っています。さらに、県内唯一の医薬の神でもあり、御酒の神として、また芸能を広め民生を整えられたことにより芸能の神としても信仰され、県内外からの参拝者が絶えないとのことです。

2. 麓山神社と静岡県の「しず」の由来と言われる賤機山(しずはたやま)からの眺望

かなり急な石段を登ってきました。何段あったか数えていなかったので、帰京後に調べてみましたら百段階段と呼ばれているそうです(もっとあったような気がしましたが)。

百段階段を登ったところにあったのが、麓山(はやま)神社です。大山祇命を主神とし、日本武尊を配祀しています。

麓山(はやま)神社からもさらに山道が伸びていました。まだ時間があるので登ってみました。

途中にこんな看板がありました。実は、静岡浅間神社の背後の山は賤機山(しずはたやま)と呼ばれていて、ハイキングコースになっているようです。どおりで麓山神社に向かっていた人たちが戻ってこないと思っていたら、参拝の後に皆さんハイキングをしていたんですね。

登り始めて5分もすると静岡市内を一望できるところに出ました。

山頂に到着です。百段階段を登り始めて15分くらいでしたが、けっこう膝はガクガクになりました(笑)。静岡市戰禍犠牲者慰靈塔があり、市民の憩いの場になっているようです。

再び百段階段を下りて静岡駅に戻りました。

豆知識ですが、賤機山(しずはたやま)は標高171mで山の南側半分を浅間山(せんげんさん)といい、 「シズオカ」の「シズ」の由来といわれています。

2023年3月現在、静岡浅間神社境内には大河ドラマ館があるせいか、多くの観光客の姿がありました。

【静岡浅間神社・賤機山 基本情報】

住所:静岡市葵区宮ヶ崎町102-1(静岡浅間神社)
TEL:054-245-1820(静岡浅間神社代表)
アクセス:JR静岡駅北口より、しずてつジャストラインバス安倍線バス「赤鳥居 浅間神社入口」下車
公式サイト:静岡浅間神社賤機山

▼静岡浅間神社

▼賤機山

3. 家康公の銅像がある駿府城公園

静岡浅間神社から静岡駅に戻る途中にある公園です。二重の堀と美しい石垣に囲まれた公園で、徳川家康が天正13(1585)年に築城し、大御所として晩年を過ごした駿府城の遺構です。現在は東御門・巽櫓、坤櫓が復元されています。



<家康公の銅像>

3月の彼岸ごろに訪れましたが、早咲の桜が満開でした。写真に写っている櫓はは坤櫓(ひつじさるやぐら)です。

【駿府城公園 基本情報】

住所:静岡市葵区駿府城公園1-1
TEL:054-255-6868(公園管理事務所)
アクセス:JR静岡駅から駿府城公園東御門橋まで1.7km
公式サイト:駿府城公園

4. ちょっと気になる建物など

駿府城公園から静岡駅に戻る途中、気になったものたちです。

静岡県庁の本館入り口です。静岡県庁本館は国指定有形文化財(建造物)に指定されています。昭和12(1937)年完成です。

こちらは静岡市役所のレトロな建物。昭和9年に完成した庁舎で、国の登録有形文化財に指定されています。

プラモデルのパーツのような郵便ポスト。本物の郵便ポストで、投函に来る人が結構いました。

なぜプラモデルのパーツのようなデザインなのか?

それは、静岡市の観光交流人口の増加を目的としたプロジェクト「静岡市プラモデル化計画」第1弾で、2021年3月に普通の姿からこの姿になったそうです。静岡県にはプラモデルメーカーのタミヤ模型やバンダイの本社があり、さらに自動車メーカーや楽器メーカーなど製造業がたくさんあります。

こういう遊び心いいですよね。

最後に

いかがでしたでしょうか。最近は、有名観光地よりも、ご当地限定のネタを深堀りする記事を書くことが多くなりました。富士山や伊豆の温泉、浜名湖のうなぎももちろん良いですが、「それだけじゃないんだよなぁ~」と静岡に行くたびに思う今日この頃です。

こうしてニッチなスポットを訪問していると、なぜか色々な情報が入ってくるようになりました。限られた時間にそれぞれ訪れているので、まだまだ行きたい場所がたくさんあります。次回のネタも仕込み中ですので、また静岡ネタでお会いしましょう。

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