今回ご紹介する商品はFREEKNOT(フリーノット)の「2way撥水キャップ」と「2way撥水ハット」の2種類。その名前から察するに、撥水ということは小雨や水飛沫程度ならば水を弾いてくれるので頭部が濡れることなく、しっかりと遮光しながら快適に釣りが楽しめる…といったところだろう。ただ、『2way』とは…何ぞや? 何か違った使い方ができるということか!? その答えと細かな部分の解説も含めて、ハヤブサのアパレル企画販売を担当する山口氏にお伺いした。
撥水性と通気性を使い分けられる
だから『2way』

「まずは…これら2点の最大の特長でもある『2way』からご説明しましょう。通常の状態(2way機能が発動していない状態)では、パッと見では落ち着いたデザインの撥水性能が高いアウトドアキャップ&ハットです。しかし、後ろ半分の後頭部に当たる部分をめくり上げると、ここからが2way機能の発動です! メッシュ生地が顔を出し、夏場など暑い時期でもムレることなく快適に着用し続けることができるのです」と、山口さん。
なるほど、通常のアウトドア対応撥水キャップと、ムレを抑えるメッシュキャップという2通りの使い方ができるから『2way』というワケだ!
めくり上げた生地はサイドにマウントされたスナップボタンで固定可能。風の影響などで不意に戻ってしまうことも防げる
「2way撥水キャップ」 (品番Y3198) ●サイズ:メンズフリー ●カラー:オリーブ、ネイビー、ブラックの全3色 ●素材:本体ナイロン100%、メッシュ部分ポリエステル100%(※ブラックのみ本体別布ポリエステル100%) ●本体価格:5500円
「2way撥水ハット」 (品番Y3199) ●サイズ:メンズフリー ●カラー:オリーブ、ネイビー、ブラックの全3色 ●素材:本体ナイロン100%、メッシュ部分ポリエステル100%(※ブラックのみ本体別布ポリエステル100%) ●本体価格:6000円
通常のメッシュ素材と比較して、ひとつひとつの穴の大きさが倍以上もある2way撥水キャップ&ハットのメッシュ部分。これならば暑くてもそうカンタンにはムレにくい
「メッシュ部分は開口部が比較的大きいので、既存の商品と比べても通気性がアップしています。ポリエステル100%のソフトな素材なので、安価な樹脂製のメッシュ素材のように紫外線ですぐに傷んでボロボロになってしまうようなこともありません」。なるほど、快適さはもちろん、その持続性も考えられているということなのか…。
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撥水性を担うのは
フライパンでもおなじみの「テフロン加工」
では『通常の状態』について、改めて山口さんにご説明いただこう。撥水ということだが、どのような処理が施されているのだろうか?
「テフロン加工ってご存じでしょうか? よくフライパンなどのコーティングに使われる処理のことで、油を使わなくても食材がこびりつきにくいという効果があります。このテフロン加工には撥水効果もあるので、キャップ&ハット生地の外側部分をコーティング処理しています。小雨や船、磯などで受ける波飛沫程度ならば効率よく水を弾いて、頭部を濡らすことなく快適に釣りを楽しむことをアシストしてくれます」。
サイズはメンズに合わせたフリーサイズ。後ろ側のコード&ストッパーによるアジャスターで調節できる