激珍機「余計な翼がついた魔改造ボーイング757」羽田に再び出現! 韓国から”日帰り”帰京

頼みます!もうちょっと羽田いてください!

AM8時に韓国へ、18時に羽田着

 2023年2月17日18時ごろ、羽田空港にユニークな飛行機が再び姿を現しました。日本の航空会社では導入されなかったレア旅客機「ボーイング757」をベースに、アメリカのハネウェル・エアロスペース社がさまざまな改造を施した”魔改造機”。胴体右側の前方に、主翼が中途半端な位置で切断されたような、なんとも不思議な形状の突起物が設置されていることを特徴とします。

「N757HW」の機番を付与されたこの757は、1983年にかつてアメリカにあった大手航空会社、イースタン航空でデビュー。この機は757の製造5機目、最古参の機体のひとつで、その後いくつかの民間航空会社を経て、航空関連などの先端技術を手掛けるハネウェル社に転籍しました。

 ハネウェル社に転籍後の「N757HW」は、機内高速Wi-Fiや先端的な操縦装置、気象レーダーといった、同社が開発するさまざまな最先端技術をテストするための飛行試験機としての大きな改修を受けます。先述の右側前方の突起物は、航空機用エンジンをテストするためのもの。テスト時にはエンジンをここに吊り下げ、空中で動作試験を実施します。同社によると、2022年時点で同機での飛行試験は800回を超えているといいます。

 そんな「N757HW」は、2月15日に羽田空港へ飛来。来日は、2017年に成田空港に飛来してきて以来のことです。翌16日は羽田空港発着のデモフライトが実施されました。そして17日は午前8時すぎ、羽田空港から韓国・ソウルの金浦国際空港へむけ出発。その後16時すぎに金浦国際空港を再び出発し、羽田へ戻ってきました。

 現在「N757HW」はアジア地域やオーストラリア、ホノルル、アメリカ本土などをめぐるデモツアーを実施中で、今回の羽田空港への数度の飛来もこの一環とされています。