服装だけじゃない…会場へ向かう車も場合によっては「マナー違反」に?

結婚式や葬式といった冠婚葬祭の場では、その式にあわせたさまざまなマナーが存在します。しかし、守るべきとされているマナーをすべて熟知している人は多くなく、式への招待を受けた多くの人はその式ごとどのようなマナーがあるのか、事前に調べることが多いようです。
案内状の返し方や祝儀・不祝儀のお金に関すること、どのような服装で参列するべきなのかなど、そのほかにも大小さまざまなマナーがありますが、こうしたマナーは式へ参列する車にも言及されることがあります。
ミアの愛車たちが参列!“ブライアン”も結婚式に…
『ワイルド・スピード』スターの結婚式が「エモい」と話題に!あの出演“車”も参列
(広告の後にも続きます)
冠婚葬祭で“マナー違反”になってしまう車の特徴は?

マナー違反になると挙げられている車の特徴で共通するのは、注目を集めやすい車であるです。
赤や黄色、青など鮮やかなカラーは避けるべきとされているほか、レーシングカーやいわゆる痛車のような派手なラッピングを施した車もNG。白やグレー、シルバーなど無彩色のボディカラー、特に黒がもっともフォーマルなボディカラーであるようです。
白や黒などの無彩色であったとしても、レーシングカーや痛車のような、派手なラッピングやカスタムを施した車は注目を集めやすいためマナー違反だとされています。高級車や、希少なクラシックカーも同様の理由でマナー違反に。
また、見た目だけでなく、音にも気をつけなければなりません。
マフラーを交換し排気音がひときわ大きい車であったり、車高を下げて地面に車体の一部をこすりガリガリという音が出てしまうのは、その音が周囲の人の注意を逸らしてしまうため不可となります。整備不良に該当する場合もあるため、その場合はマナー以前の問題です。
服装などに気をつけていたとしても、車が「マナー違反だ」と見られてしまってはせっかくの用意も水の泡。そのため、結婚式や葬式の会場へ車で向かう際にマナー違反となるような車しか用意できない場合は、公共交通機関やレンタカーを利用することがマナーだとされています。