木造平屋建ての入母屋造の駅舎、旧足尾鉄道時代のホームも

足尾駅の駅舎やプラットホームも登録有形文化財。駅舎は木造平屋建ての入母屋造(いりもやづくり)で、左右に“つば”があるのが特長。

砂利舗装のプラットホームは現役の単行や2両編成の気動車がもてあますほど長い109m。

全長20m車が5両とまれる長さで、旧足尾鉄道時代そのままの高さの割石積み部分も残っている。

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国鉄の気動車、タンク車、貨車移動機などが沈黙貫く昭和フリーズ感

足尾駅の渡良瀬川寄りには、貨物用ホーム(登録有形文化財)に首都圏たらこ色のキハ35-70と、クリーム色+朱色のキハ30-35がいる。

キハ35-70は、1964年 日本車輌製造製。千葉気動車区、高崎第一機関区を経て、となりにいるキハ30-35と同じく八高線や川越線、足尾線で活躍、1996年に廃車し、足尾駅へやってきた。

キハ30-35は、1965年 新潟鐵工所製。山口県 長門機関区、高崎第一機関区を経て、キハ35-70と同じ路線で活躍し同年に廃車。

また最も渡良瀬川寄りの留置線には、古河機械金属保有(小坂駅常備)のタキ29312濃硫酸専用タンク車や、日本石油輸送保有(郡山駅常備)タキ35811ガソリン専用タンク車、1978年 日本車輌製造製 ヨ8928車掌車などが列をつくって沈黙。

さらに、留置線の末端部には、1965(昭和40)年 日本輸送機械製8tディーゼル機や、1971(昭和46)年 協三工業製15tディーゼル機、協三工業製10tディーゼル機(古河鉱業)などのスイッチャー(貨車移動機)が連なってじっとしている。