冬でも楽しめるショアジギング!
冬のショアジギングでは、春・夏ほども魚が掛かってこない傾向がありますが、実は前述のシーバスやロックフィッシュ=ソイ・アイナメ・アコウなどが、メタルジグに掛かることがあります。
防波堤のある漁港内で、マイクロサイズのメタルジグをキャストすれば、カサゴやメバルが釣れることも。
冬の楽しみ方は、まだまだこれから掘り起こせそうですが、ショアジギングを諦めなくていいというのが朗報といえるでしょう。
根掛かりが気になるなら、足元に軽めのメタルジグを落とし込んで、岸壁際を探る釣り方も流行り始めています。
意外と大物が潜んでいる場合があるので、ランディング用ネットなどはきっちり用意しておきましょう。

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ショアジギングを楽しむのに適しているおすすめのタックルを選んでみた!
それではショアジギングを実践するのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ガチガチの硬いブランクスから始めるより、40g前後のメタルジグをキャストできるスピニングロッドのほうが、無理なくショアジギングに踏み込めるかもしれません。
となれば、リールは4000番前後のスピニングリールにして、2.0号前後のPEラインを巻いて対応してください。

シマノ(SHIMANO) ルアー竿 22 コルトスナイパーBB 100M-T 振出モデル ソルト
振り出し式のショアジギング用スピニングロッドが、シマノからリリースされています。
全長は3.05mとじゅうぶんな長さがあり、継数は3本です。
仕舞寸法は116.5cmにまで縮まりますから、持ち運びはとても便利でしょう。
防波堤や砂浜はもちろん、磯場へも気軽に持ち込めます。
ウエイトは255gで、先径は2.1mm。
適合するメタルジグウエイトは、最大で60gまでとなっています。
適合するラインは、PEラインなら最大2.5号までを操れるでしょう。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.4%です。
実際に手に取って伸ばしてみると、継ぎの部分は安定していて、ベンディングカーブは美しいのひと言。
ガイドの接合にも安定感がありますから、積極的にキャストを繰り返すことができます。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
これ1本あれば、海におけるキャスティングゲームスタイルを、ほとんどカバーできるのではないでしょうか。
やや重さは感じますが、振っていて疲れてしまうような重さではありません。
グリップ周りも意外と細身で握りやすく、不意に大物が掛かってもじゅうぶん対処できるでしょう。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ストラディックSW 4000HG ライトショアジギング プラッギング オフショアキャスティング サーフ 青物
頑丈でゴリ巻きできるイメージのストラディックSWシリーズの中から、4000番のハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は5.8対1ですから、ハンドル1巻きにつき95cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は6.0kgで、最大ドラグ力は11.0kg。
ウエイトは300gで、ハンドルの長さは57mmです。
スプール寸法は、直径が52mmでストロークが19mm。
ラインキャパは、PEラインなら2.0号を240m巻けます。
ボールベアリングは、6個搭載しています。
実際にハンドルを回してみると、ラウンドノブは握りやすく、大型魚とのやり取りを優位に進められる印象です。
巻き心地は軽快で、ローター回転もスムーズになっています。
実売価格は2万円台と、とても低価格な設定に収まっています。
SWモデルが重いと感じたら、通常のストラディックシリーズ4000番モデルも、手に取ってみることをおすすめします。