軽自動車の平均燃費は?

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2022年11月現在、新車での購入が可能となっている軽自動車は合計で55車種

各車種の「WLTCモード燃費」を平均した数値は19.7km/Lとなっています。近年では「CAFE規制」の厳格化により、燃費性能の向上が急務となっている最中で燃費性能は注目の的です。

今回は、「燃費のいい軽自動車ランキング」と銘打ち、WLTCモード燃費の数値が優れた上位10車種のピックアップに加えて、燃費のよさを見極めるポイントや選び方も交えて解説します。

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燃費のいい軽自動車をどこで判断する?

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燃費のいい軽自動車をどの基準で判断すべきでしょうか。結論から述べると、WLTCモード燃費の数値です。

WLTCモード燃費とは

WLTCモード燃費は、2017年より国土交通省や経済産業省などの主導で、日本でも導入された燃費基準です。市街地や郊外、高速道路と3つの走行状況に合わせて構成された測定方法となります。

過去には日本独自で「10・15モード」や「JC08モード」などの燃費基準が存在していましたが、それらの測定方法よりも車両への乗車人数が多い、あるいは厳しい使用環境に置かれた状態での数値を算出しているのが特徴。一定のスピードで長時間走らせているなどの単純な測定ではないため、その車を実際に使ってみたらどれほどの実力であるかがわかりやすく表現されています。

目安となる燃費数値は?

目安となる燃費数値は、WLTCモードで20km/L程度です。前述の平均燃費にもあるとおり近似値で考えると、1リッターあたりのガソリン燃料で20kmの走行が可能であれば十分ではないでしょうか。

搭載されている燃料タンクの積載量にもよりますが、1回の満タン給油で500km程度の走行が可能であれば、東京都心から関東圏内、もしくは静岡県・長野県などの東海中部地方へ無給油で往復移動できる実力はもっていると考えるべきでしょう。

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