青い空! 碧い海! 爽快な気分と景色を存分に楽しめる「釣り」ですが、自然相手に屋外で楽しむとなると、多少なりとも不便なことがあるのも事実…。より快適に、よりスムーズに釣りをするために、アングラーのみなさんは日々細やかな工夫をされているようです。

というワケで、HEATで呼びかけた募集企画『「あなたがオススメする釣り便利グッズ」レポート大募集!!』より、お寄せいただいた読者さんのアイデアをご紹介! 実際に使ってみて「便利だった!」「重宝する!」「目から鱗!」な使い方など、ぜひ参考ください!

※当募集企画へのたくさんのご応募ありがとうございました! ご応募いただいた方のなかから、当記事では採用されたアイデアのみ掲載させていただいております。採用された方には後日、「HEATオリジナルノベルティ」をお送りさせていただきます。御礼まで。
HEAT編集スタッフ

いろいろと可能性を感じさせる!?
はさむことが既に便利な「洗濯バサミ」



神奈川県 バルバスバウ さん
100円均一ショップで手に入る「大きめの洗濯バサミ」は、堤防や波止の手すりにはさむことで簡易的な竿掛け(竿受け)になります。
プラスチックの洗濯バサミであれば、はさんだ手すりも傷つきません。私は常時2つ持っていて1つは簡易竿掛けに、もう1つはランタン掛けに使用しています。

 

ナルホド~! 布団やタオルを干すときに使用する大きめの洗濯バサミであれば、手すりのサイズにちょうどイイですね! 引っ掛かりのない手すりは、竿を立てかけても意外に滑りやすくバランスが取りづらい…。ちょっと目を離したすきにバタバタと倒れることがよくあるので、カンタンで便利ですね。



ちなみに船でのタイラバ釣りでは、竿先にぶら下げたタイラバがブラブラと暴れないように、ロッドホルダーに立てる際、同じ洗濯バサミで竿とタイラバを固定している光景をよく見かけました。ただ「はさむ」だけですが、ほかにもいろいろな可能性を感じさせる便利アイテムですね。(編集スタッフ)

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収納にはもってこい!
サイズ・形状のバリエーションが豊富な「保存容器」



岡山県 ころ さん
私がオススメするのは、100円均一ショップの「タッパー」です。使い方は単純明快、仕掛類の収納に使います。

以前は、小さめの箱やカゴなどに使用後の仕掛を入れていました。しかし、ちゃんと分けて入れたつもりがゴチャゴチャになるうえ、いざ釣りに行こうとすると仕掛が見つからない…なんてことも。
どうにかせねば…ということで、「釣り物ごとに収納」「中身がある程度見える」「場所を取らない」「手入れがかんたん」「持ち運びも便利」「高価でないもの」といった条件を考え、ピンときたのがタッパーだったわけです。



タッパーだとしっかり蓋もでき水濡れ防止にもなります。また、汚れても中に物が入ったまま水洗いができます。というわけで、クーラーの中に仕掛を収納したタッパーを入れて、荷物少なく釣りに出掛けることが可能になりました。オカッパリのちょい投げなんか重宝しています。
しかし、気をつけなければならないのがクーラーとタッパーの大きさ問題です。小さめのクーラーだと上手く入らないこともあるので注意も必要です。

仕掛だけではなく、オモリを重さ別に収納するのにも活躍します。
タッパーには中が幾つかの部屋に仕切られているものもあります。私は4つに仕切られているものを使用し、部屋ごとに号数をラベリングして収納しています。直接オモリの号数を確認しなくても、また誰が見てもサッと取り出せるので便利です。
このまま釣行に持参することもありますし、仕掛のタッパーにオモリを入れたり、小さなタッパーに入れ替えることもあります。ここまでくると、もはやタッパー信者ですね(笑)。

使用した仕掛や一つテンヤ、タチウオテンヤなど、使用したものだけを入れる空のタッパーを用意しておくと便利。釣りの帰りにタックルボックスやクーラーボックスに入れて、ほかの荷物を汚さずに持ち帰れます。
とてもお手軽にできる収納! と自己満足していますよ。






 

プラスチック製保存容器は確かに便利ですね~。釣り専用のルアーケースやタックルケース以上にさまざまな形や大きさが出回っているので、ホームセンターや100円均一ショップで自分好みのものを探すのも楽しい! 探せばきっとジャストフィットなものが発見できるでしょうね。

ちなみにタッパーは、正式には「タッパーウェア」という名称で、タッパーウェアブランズ社の登録商標だそうです。容器の開発者であるアール・S・タッパー氏の名前に由来するタッパーウェアは、軽くて半透明で無臭、柔軟性、耐水性にすぐれ、高温にも低温にも強いポリエチレンを使用した密封容器。日本では電気冷蔵庫の普及とともに保存容器の需要が高まり、驚くほど新鮮に保存できるタッパーウェアはその市場を広げ、プラスチック製密封容器の代名詞として定着したそうです。
まさか、釣り道具まで収納されるとは思われてなかったかもしれませんが、便利なのは間違いありませんね!(編集スタッフ)

出典:タッパーウェアブランズ・ジャパン「ストーリー」