長崎県佐世保市の市街地から車で30分の場所にある「江迎町(えむかえちょう)」。江戸時代に平戸往還の宿場町として栄えた歴史を持ち、当時の佇まいが残る古き良き街です。自然の景観に癒され、ご当地グルメで舌鼓を楽しむ大人旅に出かけましょう。

「潜竜ヶ滝公園」でマイナスイオンを浴びてリフレッシュ

「潜竜ヶ滝公園」は展望台や小さな公園があり、無料の駐車場も完備しているので、ドライブスポットにおすすめです。園内にある「潜龍ヶ滝」は落差約20メートル、滝壺の深さ約6メートルと迫力満点。男滝・女滝に分かれているのが特徴です。滝の音や川のせせらぎを聞きながら、五感を研ぎ澄ましてみて。

■住所:長崎県佐世保市江迎町田の元659-1

■TEL:0956-22-6630(佐世保観光情報センター)

■URL:https://www.sasebo99.com/spot/639

逆さ新緑や逆さ紅葉が見られる絶景スポット「寿福寺(じゅふくじ)」

「寿福寺」は、平戸藩の祈願寺として建立されたお寺です。四季折々の景色が美しい庭園では、初夏は逆さ新緑、秋は逆さ紅葉が見られる絶景スポットとしても人気。どちらも期間限定なので、公開日のチェックをお忘れなく!今年の逆さ紅葉は、2022年11月19日〜28日まで一般公開されます。秋の風物詩を見に訪れてみてください。(一般公開期間中は拝観料500円)

■住所:長崎県佐世保市江迎町長坂276

■TEL:0956-65-2040

■URL:https://www.sasebo99.com/spot/61278

体に優しいご飯とスイーツでパワーチャージ「恢復食堂ŌTAYA」

江迎町に来たら立ち寄りたい「恢復(かいふく)食堂ŌTAYA」。店名にもなっている”恢復”をコンセプトにした食堂で、発酵食品や野菜を使ったランチは絶品!築100年前後以上の建物をリノベーションした店内は、ゆっくりと腰を下ろしてくつろげる空間になっています。カフェ営業もしているので、街散策の道中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■住所:長崎県佐世保市江迎町長坂129

■TEL:0956-80-4279

■営業時間:ランチ11:00〜14:30(LO.14:00)/カフェ14:30~17:00(LO.16:30)

■URL:https://www.sasebo99.com/spot/64915

330年以上続く酒蔵でこだわりの日本酒を堪能「潜龍酒造」

元禄元年創業の老舗「潜龍酒造(せんりゅうしゅぞう)」は、330年以上続く酒蔵。創業当時から変わらぬ時間と手間をかけ完成した日本酒は、全国から買いに訪れるほどの人気ぶり。長崎県指定有形文化財に指定されている「もと蔵」は現在も使われており、長い歴史と伝承を感じられます。1階の直売所で、自分好みの日本酒に出会ってみませんか。

■住所:長崎県佐世保市江迎町長坂209

■TEL:0956-65-2209

■URL:https://www.senryuu.jp

情緒ある佇まい「江迎本陣跡」 で伝統と歴史に触れてみよう

平戸藩候専用の宿泊所として利用されていた「江迎本陣跡」。当時の生活がうかがえるお屋敷は長崎県指定史跡であり、四季折々の景色が楽しめる池泉庭園や御成の間など、ゆっくりと眺めていたい景色ばかり。江戸時代のまま時が止まっているかのような空間で、思い思いの時間を過ごしてみてください。(見学は要予約、大人200円)

■住所:長崎県佐世保市江迎町長坂209

■TEL:0956-65-2209

■URL:https://www.sasebo99.com/spot/638

自然を感じるドライブスポットなら「白岳自然公園」に決まり

旅の締めくくりは、標高300mの高原にある「白岳自然公園」へドライブに出かけましょう!約18ヘクタールある広い公園内では、自然の中でキャンプやピクニックを楽しむことができます。静かな場所でリフレッシュできる穴場スポットですよ。ギャラリー&カフェ「風の高原」にいる、看板犬ロンへの挨拶も忘れずに。

■住所:長崎県佐世保市江迎町奥川内253-6

■TEL:0956-66-9334(白岳自然公園センター)

■URL:http://kazekogen.com/index.shtml

※写真提供:佐世保観光コンベンション協会/©︎SASEBO

〜まとめ〜

長崎県佐世保市は、地域によって異なる歴史や景色を楽しむことができます。定番の観光スポット巡りだけでなく、少し足を伸ばしてディープな街・江迎町に出かけてみてください。

(文・タカノマユ)