吉備高原の丘陵地からなる中山間地域に位置する岡山県高梁市(たかはしし)では、9月下旬~4月上旬にかけて雲海シーズンを迎えます。

雲海が発生する時間帯は、明け方から午前8時頃で、特に10月下旬~12月上旬の早朝には濃い朝霧が期待できます。今年も朝の冷え込みが強まり、雲海が発生する日が増えてきています。そんな雲海の里・高梁市の雲海絶景スポットを紹介。

【雲海に浮かぶ天空の山城・備中松山城】

「日本三大山城」と称される備中松山城は、天守の残る唯一の山城で、標高430mの臥牛山に築かれています。標高が高い場所にあることから、気象条件が揃えば、雲海の中に浮かび上がる幻想的な城の風景を見ることも。また、市内屈指のビュースポット「雲海展望台」には、この時期になると、県内外から多くのカメラマンが訪れています。

遠方で訪れるのが難しい方や、早起きが苦手な方のために、Youtubeでもライブ配信が行われています。

【360度の大パノラマで広がる雲海が絶景!弥高山公園】

標高654mの山頂からの眺望が360度の大パノラマで広がる弥高山では、日の出の瞬間が絶景。ふわふわと綿あめのような白い幻想的な雲海が赤く染まっていくさまは、この世のものとも思えない神々しい美しさに満ちています。

弥高山公園にはキャンプ場やコテージもあり、絶景を楽しめるキャンプ場としても注目されています。

住所:高梁市川上町高山4301-1

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