水深2m程度までの比較的浅いレンジを探るのに、シャッド系ルアーは活用されてきました。
しかしOSPのダンク48SPなら、水深0.5mから4.0mまで、きっちりとカバーすることができます。
2022年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされる予定。
その特徴や操作方法について、詳しくご紹介しましょう。
ダンク48SPとは
ダンク48SPとは、OSPからリリースされている、バス釣り用シャッド系ルアーのことです。
設定サイズは、全長が48mmでウエイトが5.0g。
コンパクトなボディに対してしっかりとウエイトがあることから、水に入れると一定のレンジで浮き上がりも沈みもしない状態=サスペンド状態をキープできます。
ダンク48SPの外観デザインで注目したいのは、前方に長く突き出たリップ。
0.5mから4.0mの幅広いレンジを、引っ掛かりトラブルを抑えながらトレースするのに役立っています。
よりタイトにカバーへアプローチできるので、バスが釣れる確率は飛躍的にアップするでしょう。
実際にフィールドで、ダンク48SPの既存カラーを使ってみました。
とてもコンパクトでスリムなボディですから、プレッシャーの高い釣り場にバッチリハマります。
ウエイト5.0gなので、ロングキャストするつもりならスピニングタックルでしょう。
ただし、現行のベイトフィネスタックルなら、遜色ない飛距離を引き出すことができます。
特にカバー周りをトレースするなら、太いラインが使えるベイトフィネスタックルのほうが、ライントラブルを防げるかもしれません。
10lbのフロロカーボンラインを巻いたベイトフィネスリールをベイトロッドに装着して、アプローチを開始しました。
水深1.0mほどのシャローエリアなら、カンタンにリップがボトムをノックしてしまいます。
何かにリップが接触したら、そのままリールハンドルを回し続けるのではなく、一旦止めます。
サスペンド仕様なので、急速に水面まで浮上することはありませんが、キツめの前傾姿勢を保った状態で、ボトム付近で漂っています。
これが岩に接触したなら、その岩の上に。
倒木に接触したなら、その木の上にピタリととどまる状態になります。
この姿を見て、バスは猛然と襲い掛かってくるでしょう。
前傾姿勢で止まるので、お腹がガラ空きのスキだらけ。
そこを狙って噛み付いてくるバスを、きっちりフッキングしてランディングに持ち込むようにしましょう。
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ダンク48SPの落とし込み式重心移動システムに注目!
ダンク48SPには、落とし込み式の重心移動システムが搭載されています。
リップが岩などに強く接触したとき、大きなヒラ打ちを発生します。
その際に腹部に移動してきたウエイトボールが外れてしまわないよう、ボディの腹部の前方向に、ウエイトボールを落とし込めるカタチになっています。
保持力が高い上に、ルアー自体の泳ぎもメリハリのあるものになりますから、効果は高いといえるでしょう。