あの HARIOが本気で作ったアウトドアコーヒーブランド「Zebrang（ゼブラン）」のアイテムを実使用レビュー

自然が豊かで空気が美味しいキャンプ場で飲むコーヒーは格別ですよね。コーヒータイムを楽しみにキャンプをしている人も多いのではないでしょうか。

キャンプブームに伴い、コーヒー豆はもちろん、コーヒー器具の需要も高まり、キャンプメーカーやコーヒー器具メーカーが次々に参入しています。

コーヒー用品メーカー大手のハリオ（HARIO）が立ち上げたブランド「Zebrang（ゼブラン）」もそのひとつ。

アウトドア環境において、本気でコーヒーを楽しむために開発された道具は、コーヒーを美味しく飲めるのはもちろん、使いやすさや携帯性もよく考えられています。

そんな要注目なアウトドアコーヒーブランド「ゼブラン」を、実際に普段使っている筆者がレビューしてみました。

Zebrang（ゼブラン）とは？

コーヒー用品メーカー大手のハリオが2021年10月に立ち上げたアウトドア用コーヒーブランドがゼブランです。

「心の豊かさを生み出す」ことを目的に、長年培ってきたノウハウと既成概念に囚われない発想で“新しいアウトドアコーヒー体験”をエンターテインメントとして提供していくブランドを目指しています。

筆者が普段から愛用しているゼブランのアイテムを紹介。使用方法やおすすめポイントを解説します。

真空二重マグコーヒーメーカーは、マグとコーヒーメーカーの二役をこなす優れものです。ペーパーフィルターが必要なく美味しいコーヒーを淹れることができます。

繰り返し使えるメッシュフィルター（ストレーナー）にコーヒー粉を入れて、お湯を注入してコーヒーを淹れます。メッシュフィルターは、カラーをブラックにすることで繰り返し使用しても色が移りにくいようにされているのも嬉しいですよね。

マグにメッシュフィルターをセットし、フィルターの内側を縦に走る突起物（リブ）がメモリになっているので、突起物の上端までコーヒーの粉を入れます。

お湯をメッシュフィルターの8分目まで入れて蓋をして3分待ちます。3分後にメッシュフィルターを外して完成です。抽出方法がとても簡単なので、コーヒーを淹れたことがない人でも簡単にできるでしょう。

組み立て式のアウトドア用のコーヒードリッパーです。V60ドリッパーとは、縦にコーヒー粉の層が厚くなり、お湯が中心に向かって流れることでコーヒー粉に長く触れ、コーヒー粉の味と香りの成分をしっかり抽出できます。

組み立て方は、スパイラルリブを内側にして、円錐状に丸めて両側のボタンで留めます。

下から二番目のボタンにホルダーを引っ掛けて、反時計回りに回転させて、ロックします。

ペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れてからお湯を入れて抽出しましょう。

コンパクトに収納できるスリムボディのコーヒーミルです。コーヒー豆を挽ける容量は24gでコーヒー2杯分になります。

セラミック製の刃を使用しているので分解して水洗いができます。

調整ツマミを回すだけで簡単に粗さが調整可能です。時計回りに回すと細かく、反時計回りに回すと粗くなります。