お久しぶりです。いつも時期外れな記事をお届けする溝部です。
すでに禁漁(10月&11月は産卵シーズンのため禁漁)を迎えシーズンオフとなってしまうビワマスですが…。禁漁明けや来季に向け、最近流行りの「ビワマスジギング」について先日釣行した模様を交えてご紹介します。

一般的には「トローリング」で釣るビワマス。船を走らせながら疑似餌(スプーン)でビワマスを誘い、掛かったら船長から竿を受け取り釣ります。ビワマスはよい引きをするので、タモ入れするまでドキドキの釣りなんです。
このトローリングもまた楽しいのですが、今回ご紹介する「ジギング」だと自分で掛けたときの「ドンッ」という竿のしなりと重み、そして、「おおおおお————っ」と叫んじゃうようなハラハラするゲーム性がとくにたまりません!

ビワマスって?

ところで、そもそも「ビワマス」ってご存知ですか??
滋賀県生まれ、滋賀県育ちの私ですが、この魚を知ったのは数年前です。なぜなら希少魚のため市場に出回らない~。

ビワマスとは、琵琶湖とその流入河川にのみ生息する固有の魚で、サケ目サケ科に属します。そんなビワマス、「琵琶湖の宝石」と呼ばれているそうです。生魚の全長は約40~60cm。3~5年ほど琵琶湖で過ごし、成長すると生まれた川に戻って産卵します。北海道で釣ったサクラマスとよく似ていました。


こちらは過去に北海道で釣ったサクラマス

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ビワマス釣りのルール

そんなビワマスを釣る際にはルールが設けられています。

●30cm以下はリリース●持ち帰れるのは1人5尾まで●竿1本につきハリ1つ(シングルフックのみ)※遊漁船以外でビワマスを釣る場合は申請が必要

希少魚&とても美味しい魚なので、ルールを設けて(そして守って)どんどん増やしてほしいですね。