一瞬で過ぎ去った梅雨に驚きながら、夏を感じ始めた2022年の7月上旬。キャンプ・登山・サーフィンなど、アウトドア好きは誰もが知るサンダルやシューズで有名なブランド『KEEN』に同行させていただき、静岡県にある「静波サーフスタジアム」に訪れた。
去る2022年7月10日(日)『第1回静波パラサーフィンフェスタ』が開催され、そのサポートにKEENが入っているということで、会場にお邪魔させていただいたのだ。

前日9日の夜は雷を伴う激しい雨が降り、「開催できるのか?」という不安を覚えたが、主催者・参加者の祈りが通じたように当日の開催時間には雨も上がり、大大大盛況の中、幕を閉じた。

―パラサーフィンとは?そしてKEENは何をしているの?

私が見てきた素晴らしいそれらを紹介したいと思う。
そして嬉しい読者プレゼントをKEENからご用意いただいたので、ぜひ最後まで読んでいただきたい。

パラサーフィンを知る、見る。

私自身サーフィンは一度しか経験がなく、ボードの上に立つことはおろか、パドリングすらままならい素人中の素人。
波に乗れると楽しいだろうなぁと海岸から眺めては、うまく波に乗った人を見て自分もその気になっているタイプだ。

今回、『第1回静波パラサーフィンフェスタ』を主宰されたのは、一般社団法人ユニバさん。代表の田中さんは、リハビリテーション専門医・パラスポーツのドクターや顧問などを務められている。
自身もサーフィンが趣味であり、日本パラサーフィン協会の理事も務めるという、とてもアグレッシブな方だ。


一般社団法人ユニバ代表 田中慎一郎さん

パラサーフィンってどんな競技?

パラサーフィンとは、身体にハンデを持った方が行うサーフィンのこと。

ただ、今回初めてパラサーフィン会場に着いて驚いたのは、下半身麻痺の方や、盲目の方も参加されていることだった。どんな方でも参加できるパラサーフィンに魅力を大いに感じた。

まず、パラサーフィンでは、それぞれのハンデによってクラスが分かれている。それぞれのクラスによってボードも違うし、滑り方も違うのだ。
※ KEENのブログ内に分かりやすく掲載されていたので貼っておきます。


参照:KEENブログ

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こんなにハートフルでピースフルな場所があるんだ

この大会は「障がいがあっても楽しめる世の中にしていきたい、ユニバーサルな社会にしていきたい」という田中さんの強い想いで立ち上がり、クラウドファンディングで500万円を超える支援や、牧之原市のバックアップ、たくさんのボランティアスタッフなど、同じ想いを持った方たちの協力・支援のもと開催に至っていた。

KEENもそのひとつ。
「誰もが天井のない生き方を」と、KEENが提唱するこの言葉は、まさにこの大会の趣旨とリンクしており、開催へのサポートと、選手へのシューズの提供などを行っていた。

私が大会に参加して感じたのは、こんなにもハートフルでピースフルな場所があるんだということ。会場中が笑顔で溢れ、みんなが助け合い、誰もが自由にイキイキとしていた。