本当に出るの? 5ドア版ジムニーロング
スズキのインド子会社「マルチ・スズキ・インディア(通称マルチスズキ)」は、2020年6月からスズキ ジムニーの5ドアロングボディモデルを開発しており、これまでテストを行っている姿が何度も目撃されていました。
現地メディアは、このジムニーのロングモデルを「5ドア マルチ ジムニー」と呼んでいます。そのマルチ ジムニーの新たなテストの様子がスクープされました。
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5ドア版ジムニーはオフロード走行をテスト中
5ドア版ジムニーは、2022年10月1日の時点で耐候性テストと悪路地形走行テストの段階にあるようです。インドなどで販売されるスズキのSUVグランド ビターラと並んで山岳路を走行するカモフラージュ姿のマルチ ジムニーがカメラに捉えられました。
ホイールベースが長くなるぶん、最低地上高を稼いでロードクリアランスを確保しているようです。また、全長は4,410mmのタタ・モーターズのシエラより300mmほど長いと報じられており、その情報が本当であれば5ドア版ジムニーの全長は4,700mmほどになります。
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パワートレインはもちろん4WD! ハイブリッドも?
その他の仕様はまだ明らかにされていません。パワートレインとして有力視されているのは、グランド ビターラにも採用される1.5Lデュアルジェットエンジンです。
最高出力103PS、最大トルク13.7kgf・mを発揮するK15C型直列4気筒エンジンに、5速MTならびに6速ATが組み合わされ、副減速機を介してスズキの「AllGrip AWD」によって四輪を駆動させると見込まれています。
またマイルドハイブリッドシステムの追加や新しい内装デザイン、インフォテイメントシステムタッチクリーンの大型化や新機能追加も予想されており、マルチ ジムニーは本格オフローダーというよりも、ラグジュアリーSUVの要素を追加したクロスカントリーカーような位置づけになる模様です。