エアフィルター(エアクリーナー)とは?
エアフィルター(エアクリーナー)とは、エンジン内に送り込む空気のチリやホコリなどの汚れを取り除くパーツです。エンジンルーム内、エアダクト周りに設置され、エアクリーナーやエアエレメントとも呼ばれたりします。
フィルターとは「ろ過するもの」のこと。車には他にもオイルフィルターやエアコンフィルターがありますが、エアフィルターは外気をエンジンに取り込む際に使用されるパーツです。
エアフィルター消耗品に該当します。そのため定期的な交換が必要です。エアフィルターの役割や交換時期、汚れたまま使用しているとどうなるのか、自分自身で交換する方法を解説します。
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エアフィルターとエアコンフィルターは何が違うの?
エアフィルターとエアコンフィルターは使っている場所が違います。エアフィルターとは先ほど説明したように、エンジン内に取り込む空気のチリやホコリを取り除くために存在します。
しかしエアコンフィルターとは、エアコン関連装置であるエバポレーターへチリやホコリが流れていかないようにろ過しているのです。
一昔前にはエアコンフィルターは存在していませんでした。そのため、チリやホコリなどの汚れがエバポレーターに直接付着し、汚れによってエアコンが冷えないなどのトラブルが続出していました。
しかし現在の車にエアコンフィルターは標準装備されています。結果、エバポレーターの汚れを予防することに成功しています。
またエアコンフィルターは通常、グローボックスの奥に設置されていますが、エアフィルターはエンジンルーム内です。使用方法の違いに加え、設置場所の違いもあることを覚えておきましょう。