潮目の攻め方!
潮目に向かってルアーをキャストしても、沖合いの遠くに存在していると届かないケースがあります。
そんなときは、潮目の変化を待って、ルアーが届く距離のところへアプローチしてください。
時間の経過とともに、潮目が手前に近づいてくることがありますし、近い潮目のある場所へ自ら移動するのもアリでしょう。
さまざまな方向からルアーをキャストして、潮目を横切るように泳がせてみてください。
着水して潜らせ、潮目を通過する瞬間に、リトリーブの負荷がフッと切り換わることがあります。
水温差のある潮目に多い現象ですから、潮目の下にある水境がどちらに伸びているか、推し量る要素には成り得るかもしれません。
集まってきた小魚の群れに接触することもあり、潮目を攻めると得られる情報の量が増えていきます。
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どんなルアーでアプローチすればいいの?
潮目に対して、どのようなルアーをキャストすればいいでしょうか。
そこに存在する変化を的確に感じ取りたければ、リップ付きのハードプラグがおすすめです。
リップによる適度な抵抗は、スローなリトリーブを可能にしますし、リップが接触情報を拾い続けてくれます。
鉄板系のバイブレーションルアーは、飛距離を稼げますし、小刻みな振動が一瞬途切れたら、そこに変化があると判断できます。
ただし、リップ付きハードプラグほどもスローにリトリーブできないので、じっくり丁寧に探る作業は苦手かもしれません。
釣り場のシチュエーションに応じて、各種ルアーをローテーションすることが有効です。
フローティングタイプのハードプラグを選ぶと、潮目そのものに置くことも可能になります。