スズキカプチーノの人気の背景とは?

今からおよそ24年前に生産終了され、今でも愛され続けているスズキカプチーノ。

「小さなカップに入ったちょっとクセのあるおしゃれな飲み物」のイメージで売り出された小さいオープンカーであるカプチーノは、小さくおしゃれで可愛らしい外見とは裏腹によく走る車として愛されました。

1991年から1998年の間に製造、販売されたカプチーノは、現在でも人気のある2シーターのスポーツカーです。

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カプチーノとはどんな車?

©BGStock72/stock.adobe.com

■スズキ カプチーノ
【全長×全幅×全高】3,295mm×1,395mm×1,185mm
【ホイールベース】2,060mm
【車両重量】700kg
【エンジン形式】657cc直列3気筒ターボ
【最高出力】64PS/6,500rpm
【最大トルク】8.7kgf・m/4,000rpm
【トランスミッション】5速マニュアル、3速オートマチック
【駆動方式】FR
【乗車定員】2名

カプチーノのエンジンは、アルトワークス用に開発されたものを縦置き、軽自動車の自主規制値限界64馬力を発生させるターボエンジン搭載といった力強いものでした。

1995年にはエンジンのオールアルミ化やホイール軽量化などを経て10kgの軽量化を実現し、当初は5速MTのみの設定が3速ATも選択できるようにマイナーチェンジされています。

2021年の段階で日本国内で残存車両が約3,000台と言われており、同時期に販売されていた軽スポーツカーであるマツダのAZ-1、ホンダのビートと並びそれぞれの頭文字をとって「平成ABCトリオ」と称され、人気の車種です。

軽自動車という制約がありながらもその走りはさすがスポーツカーで、コンパクトなのにしっかりした走りで車の楽しさを教えてくれる…そんなカプチーノだからこそ今でも愛され、復活を望まれています。

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